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4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ        『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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台風が去って不安定な天気も明けてまた夏日がやってきました。

ちょいと近所で買い物にでかけるのにえいぷに乗ってみるのだが、調子がいまいち。

別に壊れている訳じゃなく、そろそろプラグも駄目になってきているのもあるのだけど、原因は他にもある。

このエンジン、熱に影響されるものが右側に集まっていて片寄っている。
そこに増設したオイルクーラーの強烈な熱気が悪さをしているようだ。


エンジンに刺さっているプラグが右。

エンジンから出ているエキゾーストも右。

エンジンからオフセットされているキャブレターも右。

そして、取り付け金具の形状と附属のラインホースの長さ設定でオイルクーラーも車体の右側。
ブラグとキャブレターは同じ高さにあるのだが、その車体の右前側はもともと何も付いていなかった。
そこにオイルクーラーが来て 流れる空気中にかなりの熱量を放出している。
それは体感出来るほどで、体に当たる走行風の温度が 凄い差になっている。
もちろん、原因はそれだけではなく、ブラックカラーの燃料タンクの中ですでに暖まってしまっているのもある。

ウォータージャケットを持つ水冷エンジンでは比較的に見て全体が均等に冷える(厳密には違うけども)のだが、空冷エンジンなだけに蓄熱も偏りがち。
微妙な違いがこういった形で出てくるのは仕方がないが、温度管理は長いスパンで考えるとエンジンのライフに大きな違いを生む。


キャブレターのセットアップは悪くない。
ベースセットアップから僅かにずらして夏用に合わせある。


そんな訳でオイルクーラーの熱気を少しでもプラグやキャブレターから遠ざけてやろうかなと。
立ち上る熱気は燃料タンクの裏側からも余計な熱で燃料も暖めている度合いを加速させている。


だからと言って売ってなどいないから、毎度の事ですが作りましょうとなったのでございますよ。

よく水冷エンジンを冷やす為のラジエーターに風を効率良く集める囲いのような物がシュラウドとか言う名で売られていますが、これをそう呼んでもいいのか自信がなく、導風板と漢字で言ったりしてるんですがどうなんでしょうね。
あとでググってみよ。


強化オイルポンプ装着済みだし、オイルラインも強化品指定径に加工済みなので、ホースの長さを変えてオイルクーラーを車体左側に移設という手もあるが、出来れば伸ばしたくはない。


そんな訳で毎度、そまゴン邸。
電動工具が豊富に揃っているので借りにきました。

いつも借りている椅子にライちゃんが伸びて捻れてます(笑)
そりゃ暑いですよね。
毛玉ですもんね。

最初はなんとなくアルミ板一枚で作れそうだな~なんて思っていたのですが、形になっていくにつれ『こりゃあ、ちょいとダサいなw』と思い、ベース板と表の化粧カバーと2ピース構成にする事にしました。

設計図はなく、今回は全て『なんとな~く』と『こんな感じ』で作ってます(笑)

一口で言うなら現物合わせ(笑)

車体からシートと燃料タンクを外して丸見えになったフレームとエンジン、オイルクーラーに何度も合わせながら、曲げたり切ったり穴を開けたりしてベース板を作り・・・ました(え
途中経過を写真に残すほどでもないかなと思い、画像は仮完成後の一枚だけ(笑)

頭の中で想像していた段階では2mm厚のアルミ板を加工しようと考えていましたが、曲げ加工に便利な万力がなかった事と完成後のパーツ重量を軽くするために1mm厚に変更。

パーツ強度、装着後の振動割れ、ビビリ音など心配な要素はありましたが、試作なので失敗は恐れずにチャレンジです(笑)

二枚目の画像がベース板の装着後。
アルミ地のままだと白錆びで粉をふきますし、後日ブラックで塗装予定。
表の化粧カバーにはアクリル板を用意。
コの字型に熱して曲げ加工する予定。

アクリル板は塗装要らずにしたかったので、ブラックで表面には化粧として貼れる柔らかいカーボン調シールを購入。

最終的にどんな形に出来上がるかは土曜日までおあずけ(^-^)/

片付けて帰ろうかと思ったら、レイちゃんがmyえいぷの上でくつろいでる。
可愛ええ。
初めて乗ってくれましたね、ありがとうございます(笑)

走ってみるとビビリ音もなく、強度にも問題はなさそう。
ベース板だけでも効果は出ている様子。
あとは自己満足、『どこで売っているか』と聞かれる仕上げを目指すのみ(笑)
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毎度、そまゴン邸。
彼のリアスイングアーム交換のお手伝い。
1人でも出来るはずだが、二人のほうが楽には違いない。
ドラムブレーキ用のアルミスイングアームが装着されていたのだが、ディスクブレーキに換装する用意が出来たらしい。

油圧ブレーキ用ペダルキット、マスターシリンダー、ステンメッシュホース、リアキャリパー、リアブレーキディスク、リザーブタンク、リアホイール、新品タイヤ、スペーサーカラー、エイプ100純正スイングアーム。

こうやって一覧で書くと豪華なメニューだなw
前日に終わったお手伝いに続く二日目はmyエイプさんの整備。

暫く前に彼のエイプはフロントのディスクブレーキ変換メニューを組んであったので、ドラムブレーキのホイールは余っている。
今回の手伝った作業でリアホイールも余り、前後セットで譲って貰った。

タイヤもまだ7分山。
ほんの少しは固くなっているかもだが、今まで履いていたタイヤより遥かに良いので有り難く頂く。

エイプ100用スイングアームについてきた純正サスユニットもくれるというので全て交換する事にした。

車両を受け取って乗り出してからしばらく経つが、リア回りからはずっとギッギッと音がしていた。

エンジンは一度、全バラにして組み直してあるが、足回りはノータッチだったのでサスペンションのリンク部分も分解清掃でグリースアップ。

純正サスとはいえ、走行距離が少ない新古ユニットだからきっと良い仕事をしてくれるに違いなかった。
音がするリンクじゃ台無しになってしまう。

ホイールに付いていたドラムブレーキシューも前後一緒に交換。
リアホイールに付いていたファイナルギアもそのまま移植。
41丁から3つハイギアの38丁に変更。

帰宅の途中で、変わったタイヤやブレーキ、リアサスペンションの作動の確認をしてみる。
空いた道で車体を振り回したり、路面への噛み具合、ハードブレーキング、倒しこみの初挙動などが今までとどう変わったのかを感じ取ってみる。

あと2丁くらいはハイギアでもいいかなと想像していて3丁は行きすぎかもしれないと思ったものの実際にはタイヤの外径が少しだけ小さくなっていた為、丁度良い感じになった。
街乗りのトコトコ感も失わず、巡航速度も平均的に上がってトップでエンジンが頑張りすぎないという印象で、伸びやかな程よい加速を失っていない。
ゼロスタート時のクラッチミートには気を払わなければいけない感触が増してはいたが、慣れが必要な程度でもない。
最高速度はメーター目盛りがないから読めないしタイヤ外径が変わって数値が信用出来ないものになっているが、体感では僅かに伸びたと思う。
ここで重要なのはエンジンが持つパワーとの速度全域におけるバランスで気持ちよく走れるかだが、この点に関しては今回はベストチョイスだと思える。

リアショックが沈みすぎず、トラクションのかかりが良いからキレがいい。

後輪に比べて前輪はさらに小外径なので、ターンインも今までは後輪を軸にフロントが大回りしていたのが、それらは消えてニュートラルなハンドリング。
タイヤ幅が小さくなり切れ込み過ぎないか心配したが、寝すぎのフロントフォークと相殺できていて丁度良い。
リアがしっかりして体重をかけられ軸がしっかりした上に前後タイヤのグリップ限界がかなり高いおかげで走行ラインの自由度もあがり、旋回中のゆとり感は比較にならないほど良い。

前後ともにサスが柔らかくシーソーみたいに揺れてゆったりターンするナローな乗り味も気を使わなくて悪くはなかったが、明らかに今回の組合せのほうが好み。

ブレーキがドラムだから無理は効かないが、スポーツ走行の真似事なら今回の整備で可能になった。

流す感じでワインディングツーリングとか楽しそう。

出来ればフロントの足回り再構築(ディスクブレーキ化)がいいが、無理ならフロントフォークのオイル交換だけでも良いバランスになりそう。
なんとも小気味良く爽快、全体的にシャッキリしていて乗りやすい。
普通に乗るだけでも楽しいわー。

持つべきは良い友よね、感謝(^人^)
安価で譲って貰ったのがキタコ製オイルクーラーだったので、付属のホースに合うオイルライン取り出し用のニップルを買ってきた。

まあだいたい1000円くらい。

これまた、友人に図面を確保してもらい、フムフムと確認して作業開始。
かなり昔に同型のCB50エンジンで作ったことがあるので思い出したり、何か違っている変わっている事がないかと思ったが要領は同じ。

3mmドリルで仮穴、5mmで拡大、6.5mmで下地穴、これをネジピッチ1.25の8mmタップでネジ切り。

説明書とおりに液体ガスケットを塗ってニップルを取り付け。

本体取り付けステーにオイルクーラー本体をぶら下げてホースを接続して完成~(^-^)/

ついでにオイル交換。
うん、クーラーにオイルが回って放熱してる。おk。

よし、これでオーバーヒートとはおさらばだな。
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