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4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ        『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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今日は毎度SMゴンさんのガレージへ。
ヨシムラのキャブ、ハイカム、マフラーのセットにCBヘッド改という仕様も充分にパワフルだったが、キタコのウルトラSEのキットを買ったというので組ませて貰った。

とりあえずデカいエアロックスがあると狭いので外に出して貰う。
しかし、いつ見ても格好良いな。



今回は以前には無かったエイプ用エンジン整備スタンドが登場!!
車体からは下ろされて腰上も分解済み〜。
今回のメニューから優先順位でまず腰下のクラッチから。
今まで純正クラッチに強化スプリングだったものをFCCのクラッチディスクとフリクションプレート、付属の強化スプリングに交換。


サックリと交換してデイトナ製クラッチカバーへチェンジ!!
オイルクーラー装着予定のエンジンなので、オイルラインが取れるカバーという事でオーナーチョイスです。
オイル管理に重要なオイルフィルターもついてます。
これからはクラッチカバーごと外さなくてもクラッチのメンテナンスが出来る別体カバーがあるのも素晴らしい。


また画像を取り忘れていきなりエンジン完成です(お
シリンダーヘッドの空冷フィンが大きいので一目で分かります。
オイルシャワー機構を持つヘッドカバーは高級感のある耐熱縮み塗装で格好良い。
なんだか一気に純正らしさは消えてチューンドエンジンになりましたね。


上から。
ヘッドカバーのオイルシャワー機構のオイルラインと加工済みのインテークマニホールドも取り付けてフレームにエンジンを搭載する準備も完了!!


車体にエンジンを載せてエンジンハンガーとクラッチワイヤーを取り付けたところでタイムオーバー。
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前回の足まわり組みで上手く写せなかったアクスルクランプ。
こうやって見るとなかなか格好良いね(自画自賛


加工前に写したヨシムラのエイプ50用マニホールド。
装着キャブレターはご存知ミクニフラットMJN24パイ。
マニホールドはエイプ50純正シリンダーヘッドのイン側ポートに合わせたテーパー構造になっていたが、少々ポートをいじったCB50ヘッドに合わせて削らなければならない。
が、これだけ綺麗に作られてると削りにくいね(笑
何度か仮合わせしながら綺麗に削って合わせたけれど画像は取り忘れた…(泣


とりあえず組み上げてパシャリと一枚。
これでついにヨシムラの三神器、キャブ、カム、マフラーが揃った。
細かい調整やキャブの大筋のセットを想定で組み、エンジン始動。


実走可能な状態へは、僅かな調整と変更で完成。
大きな加工はインテイクマニホールドとサイドカバーのみ。
サイドカバーの材質がPPだったかな…これが毎度、綺麗に加工するのがケバケバになりやすくて大変。
マニホールドもさすがヨシムラと言って良いのか、使っている部材のアルミが硬くて時間がかかる。
硬いと大変ではあるけれど、綺麗に仕上げるのは電動リューターが暴れないので楽。
余り塗料を使い切りたくて遊びで塗ったヘッドカバーも塗料の質が良かった為、綺麗なグロスブラックに仕上がり、赤いキャブレターと相まってなんかエラそうなエンジンになったね(笑)

実走してみるとキャブレターセットも簡単に掴めたおかげで、さらに化けました。
改めて凄いと思い知ったヨシムラパーツ…

単体だとマッチングに問題があるのか、それほどでもなかったのですが、揃うとこんなに化けるとは想像を超えてました。

次回はついに外装パーツやら、クラッチケースカバーにオイルクーラーやらと色々集まり始めているようで…。


しばらく前からオークションで購入や友人から譲渡して貰ったり、取り寄せて揃えていたエイプのフロント周り。

下地から作り、塗装も数週間寝かせてホイールもしっかり乾いたので組み込み開始。

バラす直前のエイプ。


ステムやハンドル周りはそのまま触らずエンジン下に木箱を入れて車体を浮かしたら、さっくりバラします。


ドラムブレーキの純正ホイールと二液ウレタン缶で自家塗装したNチビ3本スポークホイール。
手順は下地作り、ベアリング交換、塗装、クリア塗装、タイヤ装着の順。
ブレーキは純正風の中国製ディスク。
これが安いわりには精度と材質がなかなか良好なので採用。


フロントフォークをバラして取り出したピストンロッド。
右がエイプ純正。
みたところ、NS1と全く同部品の様子。
これをNSminiのものと交換。
フォークスプリングは入れて間もない強化品を再利用。
勿論、シール類は新品に。
フォークオイルは私の薦めで円陣屋のRをチョイス。
これが高いけど、とても良い性能を持っている。
フォークオイルでマルチグレードオイルというのはわりと珍しい。
柔らかく動き、奥で粘り底突き感が無い。
ブレーキをかけた時の奥行きが増えてコントロール性が上がり、安心感がある。
制動距離も短くなり、なによりしっとりとフォークが仕事をするのが好印象、ワンランク上のサスペンションに仕上がる。


レベルを合わせて取りあえずサービスマニュアル数値で組み込む。
既に装着済みのリアサスペンションユニットとの相性やセットはのちのち。
アクスルシャフトを通して釣り込み高さ合わせを見てブリッジとステムボルトを締め込み、ホイール装着の準備が完了。





ブレーキユニットはホンダ純正のミニバイク汎用、マスターは違うがキャリパー自体はNチビもNS1も同じ。
ブレーキディスクがソリッドディスクだから、キャリパーのピンスライド機構の作動は重要部位になるので、分解(外してグリース塗るだけだけど(笑)して清掃点検。
簡単なメンテナンスをして組み込む。
ブレーキパッドとブレーキホースはオーナーチョイスに任せた。
デイトナのゴールデンパッドと黒いテフロンチューブが巻かれたシックな色合いのホースが格好良い。
最初にフロント足まわりの用意でフォークアウターに施したクランプ加工は、ボルト穴径をM6からM8に変えてある。
試しにクランプさせてみたら6mmボルトじゃ締めきれなかった為だ。
特にアウター側のキャリパー受けが硬く作用して締まりにくいのだが、アクスルも左右から締めた後でクランプを締めて剛性感を出す事には成功したようだ。
艶ありホイールにマットなアウターと同じ黒ながら、光沢の度合いを変える事で高級感が出た足まわり。


時間の関係上、乗らずに帰宅したがオーナーからも前後の釣り合いもとれてサスペンションが良い仕事をするのを体感する事が出来て良かったと絶賛していただいたので任務完了。
後日、実走させて貰うのが楽しみだ。

次はいよいよヨシムラMJN24の導入。
前モデルにあたる三國フラット24は良く知ったキャブレターだが、MJNに関しては触った事が無いから、これも楽しみと言える。


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