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4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ        『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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先日、下準備しておいたトップブリッジとハンドルクランプに合わせて 純正ステムも下準備に入る事にしました。
部品を預かって貰っていた友人そまゴン氏のガレージで作業開始!


鋳物である純正ステムは間近で見るとゴツゴツしていて、まるで昔の蒸気機関車のようなディテールです。

形成時に出来た段差やバリなどをヤスリでガリゴリ。
ボルトの座面も綺麗にして全体的に滑らかな表面にしておく。
また、インナーフォークが通る穴もペーパーで錆び取り。


ヤスリによる処理が終わったら、タップでネジ山も切り直してパーツクリーナーで油分と錆びを洗い流す。

塗装したくないインナーフォーク穴やハンドルクランプのハンドルパイプを挟む面、ハンドルロックキー取り付けの皿ネジ穴などにマスキングテープを貼る。

ボルト穴は、全て捨てボルトを差し込んでの処理でいく事にした。

この状態で自宅へお持ち帰り。
翌日、塗装する為に借りるオーブントースターがあるユミーさんちへ。
寒くなってきたから室内作業だと落ち着いて出来る(笑)


デイトナのスプレー缶には、コツから注意点まで色々と書いてあった。

こういう確認は大事よね。

塗料を吹いたら、なるべくすぐに焼き付けて下さいとあったので、前もってオーブントースターのタイマーを回して余暖しておく。

仮に失敗しても隠れがちなステムから塗装した。


手にビニール袋をはめて マスキングしたステムシャフトを持ちながら、スプレーを吹く。

下地の金属がかすかに透けている程度で一旦落ち着かせて 30秒くらい経ってからある程度まで塗ってみた。


部屋に戻り、軽く温めて縮む前にもう一度、重ね吹き。


かなり熱くなっていたオーブントースターの温度を計ってみておき、塗ったステムを入れた。

シャフトを持って浮かしていたら、意外と重い(笑)

マスキングが焼けてしまわないかを心配したが、かなり熱くても大丈夫だった。


エーモンステーに捨てボルトを組み合わせてトップブリッジも塗って焼き付ける。
画像は塗ってトースターに入れたばかりで塗装面もテラテラだが、しばらくするとシワシワになってくる。
安物のトースターでもほんの数分で変化してくる。


以下、ハンドルクランプへ繰り返し。
最後のクランプで失敗した部分があったが、塗装膜を少し剥がした境界線の縮みを指先で潰し、再塗装&焼き付けると上手くリカバリーする事が出来た。


ステム、トップブリッジ、ハンドルクランプ×2と四点の部品を焼き付けたら、同じ順番で再度増し焼きにする。

均一に縮ませるにはコツがあるみたいだが、うまく処理する事に成功!!


★縮み塗装まとめ

●足付けになるペーパーがけ、スプレー缶の説明には1000~1200番とあるが、600~800番くらい荒いほうが丁度良い。


●塗装前の油分処理は、マスキング前に一度しっかりとやっておく。


●マスキング後、軽く何かに染み込ませたシリコンオフかパーツクリーナーで触った表面を拭く。
間違ってもマスキングには染み込まない手段が必須。
マスキングテープからこれらが染み出すと塗料が反応するようで盛り上がってしまい綺麗に縮まない上に焼き付けてもはっきりと跡が残ります。


●あまり厚吹きしてしまうと部品のエッジで縮みが盛り上がる。
特に部品のはじになるライン上でこれがおこると見ても触っても分かるほどガビガビのラインになります。
どうしても塗装膜の厚みに不安があるなら、一度焼き付けてしまい冷ましたあとで、もう一度塗り焼き付けたほうが綺麗に仕上がる。
よく目立つ平面などは部分塗りせずに全体で塗り直すと均一の縮みに出来ます。


●焼き付け中は塗装膜が大変柔らかくなる為、触ると縮みが潰れる。
擦れたりすると破れたりもするので注意。
エッジで盛り上がりすぎた場合は、これを逆手に取り、ならす事が可能。
火傷にはご注意を。
だからといって軍手などを使うと毛が付いてしまうかも。


●冷ますと塗装膜は固くなる。
しっかりと冷ました後、再度焼き付けると塗装膜が強固になる。
スプレー缶には完全乾燥には20~40分の焼き付けとある。
暖めすぎにご注意。


●作例では30分の焼き付け後、焼き増し20分と二度の焼き付けを行ってみた。
焼き付け温度は100~110度。
焼き付け温度の上限は120度で、黄変する事があるらしい。
一度の焼き付け時間にも上限があるようだ。


●一度しっかりと焼き付けると再度焼き付け時に塗装膜が柔らかくなっても、網や焼き皿に置いて処理できる。
置いた面が目立ってツルツルになるような事は無かった。
焼き付け器から出したあとで暖めた部品の蓄熱で縮んだかも知れません。
目立つところを使って置かないほうが無難かも。
見えなくなる、または隠れるところを置いた時の当たり面にしましょう。


●一度目の焼き付けは、今回のようなステーに取り付けるような『浮かす』為の手段と用意が必要。
なべ掴みが便利。
トースター使用は奥様の許可を事前にとりましょう(笑)
乾いてしまえば、匂い残りなどはありませんでした。以上。




あとはイニシャルアジャスターの加工とライトステーの作製で装着が可能になる予定。


カッチリとしたトップブリッジの雰囲気がどこまで純正部品とマッチするかと思っていましたが、個人的には大成功で車体への組み付けが楽しみ。

トップブリッジに付属のボルトがステンレスだった。
他のボルトのチョイスをどうしようかと悩んでいた時に、そまゴン氏が以前に使っていた純正ステムとクランプ用のボルトをくれたので、塗装完了時に付けてみました。

うん、いいね♪
黒々としたステムにキラリと光るボルトがいいアクセントになっています。


安くて簡単で、部品のチョイスと組み合わせ、加工と塗装で、世界にひとつのステムキットの完成です(^-^)/

スプレーは残れば幾つかの部品を塗れますし、保管は普通の缶スプレーと同じです。

自作ナンバーステーとかメーターステー、ヘッドカバーなど、ひと手間加えるだけでクオリティーがグッと上がるのがいいですね。
アナタもいかがですか?
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練ナプ(練馬のナップス:バイクパーツ量販店)から電話。

店員『ご注文頂きました商品が届きましたので~(略』

自分『はい、どうも~』

とお馴染みの連絡が来て練ナプに出向く。
代済みなので、貰ってきました。


有名なところではフェラーリのエンジンヘッドカバーが赤いシワシワ塗装だったり、ハーレーダビットソンのパーツのところどころがシワシワの黒い塗装だったりします。


このシワシワ、縮み塗装と言いましてこれを作る特殊塗料のスプレー缶です。

最近、デイトナというメーカーから売り出され手軽に買えるようになりました。

これで先日加工したステム&トップブリッジを塗る予定なのです。

さて、ヒートガンはまだ買ってないし、どうやって乾燥させるかが問題ですね。

と言うのも塗ったあと、60~120度で焼き付けないと完全乾燥出来ない縮み塗装スプレーなのです。


先日のメーター&キーカバー作製で失敗したように、かなり寒くなってきて塗るのはともかく外作業で焼き付けるのは厳しいのでは?と感じてきました。


これも前回の日記で『ユミーさんちの魚焼き器で焼くか(笑)』と冗談を言いましたが、次第にその方法が現状にそった一番可能性のある物に思えてくる。


魚焼き器は無理でも、上下に電熱線の通った安いオーブントースターがあったので聞いてみるとユミーさんから使ってもいいとOKが(笑)


トップブリッジはオーブントースターに入るから良いとして(いいのか(笑)、ステムはシャフトが生えてるから扉が閉まらないよね(^-^;


扉を開けた状態で温めて蓄熱した部品温度が60度を超えられるか、が問題になるかな。


ちょっと100均に行って60度以上を計れる温度計があるか見てこよ。

一度、温度テストしてみたいと思います。
多分、いけるはず(根拠なし(笑
ヒートガンはいわゆる熱い熱気を吹き掛けるドライヤーの凄い奴です。

これでも焼き付けられるとは思いますが、時期が時期だけにどうなるやら。


オーブントースターなら、上下同時に温めていけますし、赤外線反射もあるので蓄熱としては分がありそうです。


お次はコレ。

練ナプで見つけたリアサスの減衰調整ツマミ。

掴みやすくする事でサスの調整を容易にする為の部品として販売されている物です。

という訳で本来であれば、この部品の取り付け対応品のサスユニットを持っていなければ この部品には出番が無いのですが、私の場合は付くか付かないかではなく『付ける』なので、ジャンルにとらわれず見ていくとたまに素敵な部品を見つけられるのが楽しい。



裏側がどうなっているか見ておきたかったので店員さんにお願いして袋を開封して頂きました。
加工資料として写真を撮らせてもらいました。
大きさは約25mmほど。
イニシャルアジャスターの外径より少し小さく程よいサイズ。


イニシャルアジャスターはHRC製を買ってあるが、アルマイト色が透明で艶消しシルバーなので、総合的に見てトップブリッジ周辺が白黒になってしまい、つまらない印象になりそう。


そこでmyエイプのカラーコーディネイトの話し。

基本は黒。

そこへゴールドというか、オレンジイエローのようなカラーを効果的にアクセントとして散りばめたいと考えている。

画像ではフラッシュが当たり黄色く見えるが、実物はもっとオレンジに近い。

加工はイニシャルの調整ボルトトップになる。

イニシャルアジャスターツマミと言えば、三角形のアルミ削り出しアルマイト部品が流通しているが、アジャスターを着けている人の多くがつけていて被りそう。

そまゴン氏も付けているし、違う形を狙う(笑)

あ、ちなみに画像2は部品の裏側です。
何の部品か言った時点で分かっちゃった人もいるかもですが、おもて側は完成したらのお楽しみです(^-^)/
ステム、エイプ仲間のそまゴン氏は特注ブラックアラマイト仕様のジュラルミンステムキットに交換しているため、外して余っていた純正ステムを譲って貰った。

使うのはステム本体とハンドルクランプ。

トップブリッジと同様にクランプも購入すれば楽なのだが、結構お高いしね。

純正クランプを簡単な加工で見映えよくしてみる事にした。
純正ならではの良さもある。
トップブリッジに止める方式は、社外品に多いボルト式ではなく、スタッドボルト式。

純正クランプのスタッドボルト周辺は丸く盛り上がっていて強度は申し分ない。
社外品ではボルトが入るネジ穴の周辺は真っ直ぐ切り落とされている物がほとんど。

万が一転倒した際にハンドルを強打すると構造的に薄くなっているボルト横にクラックが入ったり、最悪のケースでは完全に割れてハンドル操作が利かない場合もある。

座面が広い為、タイヤインフォメーションの上がりも良い。
そんなにカリカリに飛ばす訳ではないが、緊急回避を求められるシーンで僅かな差が大きな怪我を防ぐ一線から守れるかもしれない。

こういう奥行き感は純正パーツの多くが持つ良さだ。

とか、言いながら削るんだけどね(笑)

まあ、削ると言ってもそんなにガリゴリ取ってしまったり、穴を開ける訳じゃないです。
ふっくらした表面のラインを直線的にするだけ。


外周寸法もほとんど変わってないから強度としては変わりないはず。

削り出しのトップブリッジとのデザインマッチングも良くなりました。

どうですか?


トップブリッジと同時購入しておいたキジマのキーアクセサリー。
鍵の頭をサンダーでばっさりとカット。
少しずつ棒ヤスリでカタカタにならないよう調整して装着。



まだ購入していないのが、ステムのニードルベアリング。
調整はボールベアリングに比べると僅かにシビアな方向ですが、馴れていればそんなに難しくはない。
純正ステム使用でガッチリし過ぎないけど、サスやタイヤインフォメーションが伝わりやすい方向でのパーツチョイスになっています。

センターナットとHRC製イニシャルはステム交換時に取り付けるだけ。

純正ステム、トップブリッジ、クランプの3つはデイトナから販売されている縮み塗料のブラックで塗る予定。
発注済みで届くのを待っている。

あとは縮み塗装の焼き付けをヒートガンで温めるか、ユミーさんちの魚焼き器に放り込むか(オイ


どっちにしても、ステムの入れ換え作業は来月のベアリング購入後。


んで、純正スピードメーター&ライトケースに取り付ける予定の自作カバーの作製にも取りかかったんですが...うわーん失敗したーorz


ガレージから歩いて3分のところにある100円ローソンに行き、物色。

あ、ありました。
こんなの探してたんですって画像はありませんが。

パスタ茹で器。
幅6cm、長さ20cm、深さ5cm程度のタッパーです(笑)
水を入れてパスタを入れて電子レンジでチンすると簡単にパスタが茹で上がるというあれです。

まあ、なにをするかと申しますとバーナーで炙り柔らかくしたアクリル板をパスタ茹で器の中に押し付けて型取りするのです。

しかし、見通しが甘かった(笑)

なにせ暖める道具がバーナーですので、加減が難しい。
ましてや冬で外気が冷たい事が作業をさらに難しくしていましたね。

暖めてもすぐ冷え....

思った以上に粘るっ!

『にゃ~ん、にゃ、にゃ』

あーお帰りライちゃん。

あ、ヤベ。

炙りすぎた(^-^;

こら、近くに来ちゃ.....危ないからバーナー消そ。


あ、固まっちゃった(笑)

以前にもNS-1燃料タンクのシートカウル蓋や先月のオイルクーラーシュラウドなど、同様の方法で作品を作ってきましたが、今回のは難易度が高いようです。



手法として確立するには色々考えなければいけない部分が増えてましたね。
欲張った形状にも問題があった。
ああ~アクリル板捨て(泣

たまには失敗もあるよね。
簡素ながらも見映えする新形状もイメージ出来たし、またチャレンジします懲りずに(笑)


ライちゃんまたね~(^-^)/
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