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4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ        『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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ガレージにお邪魔してくり貫いたアルミ板の外周部をカットしてきました。
これも結構大変でした(^-^;
平板から切り出すだけで合計10時間とか自分でも阿呆かと思う(笑)
だけどもあの集中した時間はランニングハイにも似たような感覚。
辛くないかって?
いえいえ、楽しいですよ(^-^)/


まだ、リブ幅には余裕を持たせた大きさですが工程や道具の事を考えたら、また工程が前後して変更になりました。

ネジ穴開け加工の道具が大きくてリブ接着の前に済まさないといけなかったのだけど、小さいサイズの工具が見つかって接着を先にする事が可能になった。


ヘッドカバーと合わせた感じでリブのサイズを見ないとボルト位置が決めづらくて困っていたんです。

リブ幅と飾りボルト位置が出来映えを左右する大事なところなので、この工程は慎重に行きます。
50用の純正シリンダーヘッドは前が長く、後ろは短く、横は中間と位置によって空冷フィンの大きさがかなり違いますが、ヘッドカバーリブは飾りボルト装着させる為の面が必要なので均一の幅です。

ヘッドにカバーが乗ると前側はリブに比べフィンが張り出す、後ろはリブのほうが張り出す格好になるので、ヘッドカバーが後方に下がって装着されたかのような錯覚を生みそうです。
リブ幅は変わってしまいますが、後ろ側はなるべく削って追い込みたいところ、こう言った部分が接着を先にしたかったネジ位置を決められずにいた理由です。


他にはリブの厚みが8mmと厚く、かなり武骨な印象です。
画像では上から撮っているので薄く見えますが、ヘッドカバー全体の大きさとのバランスが取れていない異常な頑丈さ(笑)


ヘッドカバー側面から90度真横に張り出すリブはシンプルなデザインを考えていましたが、このままだとどうも格好良くありません。

リブの上面にボルトの頭がポコンと飛び出るデザインも最初は良いと思っていましたが、縦型のヘッドカバーには合わず、古めかしくもあり好きになれません。
そのままそっくりに作りたい訳ではなく、あくまでアイデアとしてはパンヘッドカバーっぽくしますが、テイストは現代風にしたいので引っ掛かっていました。

どんなボルトを飾りにするかが決まらずにいたのもこれが原因だったと分かりました。

ですが、何時間も眺めていたら、はっきりと目指したい形が浮かんできました。
魅せるラインをもっと複雑にして現代風のカバーデザインに昇華させてみます。



そうと決まれば早速、接着です。
接着は、付属の調合プレートで正確に行って塗ってはめてならして温めて終了(え

どうせだからと余りそうなパテで埋めたら、純正よりはデイトナのヘッドカバーっぽくなったかも。
メタルパテを混ぜはじめてから25分で硬化終了。
乾いたパテを削るとアルミナパテなので、さすが金属にしか見えません(笑)



このメーカーのパテは初めて使いましたがとても良い感じでした。
ヒケも無く、接着性能も申し分なし。
もう一度、盛り足りない部分にパテ入れして温め、ガレージで表面研磨したらリブ幅を再調整する予定。

その後、リブ加工、ネジ穴個数と位置選定。
これが決まればリンクルペイントして完成かな?

作業は少しあいだを開けて来週には完成したい!!
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使いそうな工具を用意して作業スタート。


工程としては、くり貫いたあとで外周部をカットの予定。

でしたが、思っていたより時間がかかってしまい、くり貫いて終了。


アルミ板の上に置いたヘッドカバーの外周部で油性ペンを走らせてカットラインを出しました。

ラインの内側の角になるところにドリルで穴開け。
穴と穴を直線にカットしてくりぬきのつもりが...ああ、道具が足りなかったよ、ミスった。

寒いし、道具を買いに走りたくない(笑)


しょうがないと諦めて違う方法でくり貫く事にした。
ドリル47連発!!!

かなりアホっぽいね(笑)


そこからはガリゴリウィ~ンと電動工具と棒ヤスリを駆使してピッタリすぽりとはまるまで削る。
と書いたら簡単に聞こえますが、手作業だからアルミと言っても8mm厚となると結構な大変さでした。

レーザーカットなどが頼めたら、実作業は2分くらいで終わりそうですが、気づけばなんと6時間(笑)



ここで疑問が浮かんだ。
鋳物のヘッドカバーの膨張率ってどうなんだろう?

用意したアルミ板の膨張率は調べればすぐに分かる品物なのだが、純正部品で鋳物って調べられるのだろうか?

カバーと素材の膨張率差とか考えなくていいのかな~?と思ったりした。
接着に使うメタルパテの挟みこむ厚みもどう考えたらいいのか悩む。

とはいえ、理論的に考えられる取っつきさえないから、唸るだけ(笑)
誰かメタルパテの入り込み量が薄いとどうなるか知っていたら教えて下さい(笑)



くり貫いたアルミ板は外周部を大雑把にカットしてカバーに合わせた状態で取り付ける飾りボルトの数量と位置決めを予定。
すっぽりはめるとこんな感じ。


ヘッドカバーは剥離材で塗装を剥がす工程が待っている。
見た目が変わるだけではなんなので、機能的な要素を構造として取り入れる事にした。
本音はオイルシャワー機能が魅力的なのだけど後付けではスペースの関係で厳しかった。
そこで考えたのがブリーザーホースの取り出し口。

個人的な好みでクラッチカバー側からブリーザーを取りたくないので、ヘッドカバーの後ろから真っ直ぐにホースが取れればカバーの美観も損ねない。
もう少しエンジンブレーキのかかり具合を少なくしたいという希望もケース内圧力を逃がす事で実現できる。
どの程度のホース径で丁度良くなるかはおおよその見当がついていて部材も調達できるので、増設リブの加工完了のあとで行う予定。
今日はいよいよ作製しておいたステム装着する。

ヘッドカバーの作製にも入っていた為、イニシャルアジャスターの加工は後回しにしていました。
そういう事で、組付けには間に合わなかったので後日に加工する事にしました。



塗装の保護カバー(子供の靴下(笑)をかけたステムとトップブリッジ購入時に付いていたプチプチに来るんで持って来ました。
さあ、やるぞ!


イニシャルアジャスターの上に加工して取り付けるダイヤルは、かなりハンドルバーに近づくと予想していて アジャスター単体でフォークに収まったところを一度見ておこうと思った次第。


バラシと組付けはマニュアルに従ったなんら変わった部分はない作業なので割愛(コラ




装着前と装着後。

その後の予定や意見感想など、作業後に色々と話し込んでいたら暗くなってしまい、写してはみたけど、不鮮明&ピンボケになっちゃった(^-^;


ステム単体で見ると結構ガッチリとした印象だったのに、車体に装着して見るとリンクルペイントが艶消し塗装っぽく見える為か、ステムもトップブリッジも厚みが薄く感じる。


インナーフォークのクロームメッキの輝きが固く強いのが原因のようだ。

色見的にステムの黒が負けているかな?
フォーククランプ式の黒色ライトステーでインナーフォークを隠すとバランスが取れるような気がしました。


車体フレームにステムだけの状態にして動かしてみると組付けの時に拭き取ったステムベアリングの古いグリースは固く、作動も少し重たかった。

乗っていても特にストレスになったり、不具合を感じるような事は無かったのですが、いつの間にか少しずつ劣化していたようです。


玉やベアリングレースには溝や傷などの大きな摩耗は無かったから、洗浄して柔らかめのグリースに塗り換えてステムシャフトナットの締め込みを調節した。


ハンドルはかなり前からアルミ製に変わっていましたが、トップブリッジの軽量化もハンドリングには多くの影響があった。
センターナットもアルミになっている。

軽く滑らかに動くのは正しく組んだのだから当たり前だが、気になっていた部品の重量から来る切り返しの慣性は大きく軽減されている。
気を付けたのは軽すぎない事。
これが純正ステムを残した理由のひとつ。

セルフステアもワンテンポ遅れ気味に入ってきていたのが、凄く素直でニュートラルステアになった。
一番良かったのはグリース入れ換えかも知れませんが(笑)
程よく軽くなった事とグリースアップの相乗効果で、またひとつ好みに近づけたと思う。


今回、ライトステーは見送り。
アッパーカウルを付けると隠れるのでもう少しどうするかを悩んでおく。
熟考すれば、別のアイデアに出会うかもしれないしね。
とりあえず、純正ステーとライトケース、ウィンカーのセットで組み上げ。


ヘッドカバーボルトに使うゴムパッキンをナップスに注文して作業終了。

縮み塗装の自作ステムキット。
ちょっと大人っぽく高級感が漂ってきました、ハンドル周辺だけね(笑)
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