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4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ        『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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五日目になったエイプエンジンNSR。

本日の作業は左手集合スイッチ取り付けとキャブレターセットアップ。


のつもりだったが、よく見るとナンバーがタイラップ吊り下げ。
しかも斜めだし(笑)

これじゃいつナンバーが旅立つかわからないので、余り材の3mmアルミ板でナンバーステーを急遽作成。

簡単に二ヶ所曲げにしてナンバーと接続用の穴4つ。
これでナンバーはOKと思ったら、NSRのテールランプにはリフレクターが一緒になっていなかった。
ナンバーの下には保安部品のリフレクターも付けられるようにした。

こんなことで青い人から人気を集めてもしょうがないからね(笑)


左集合スイッチはそまゴン氏にやってもらうが、使いたい希望として渡されたプッシュキャンセル式の集合スイッチはあまりに違う配線構成の為に苦戦気味。
私自身も見てみたが何がなんだか(笑)

エイプ純正のクラッチレバーが一緒になった集合スイッチがあったのでそちらを取り付ける事にした。
簡単な配線加工と接続カプラーの変更で使用できるようにしてもらう。

ヘッドライトの配線は特に問題が無かったが、取り回しの問題で長さがまるで足りなかったので、余った同色線で同じカプラーの延長配線を作ってもらった。

エンジンを始動して灯火類のテストをするとストップランプと尾灯、左後ろウィンカーがつかない。

右ウィンカーはついたし、ライトもハイ側だけは点灯。

ああ、わかった。
球切れでしょうねって事で、ランプカバーを外してちゃんと点灯するウィンカーの球を入れ換えてみると左もちゃんと点灯。
はい、球切れ確定(笑)

ストップランプはなんと電球が入っていない(笑)
そりゃつくわけがないわ。

電球を替えたら灯火類は全てOKが出た。

リアはレーシングスタンドで上げていたのでチェーングリスを吹こうとするとなんとリアタイヤがスムーズに回らない。

リアブレーキの引きずりにも似たような感触なので一応見てみたが、ピンスライドが固まっている。

これか?と思い、ブレーキパッドを外す為にピンを抜いたがパッドが外れない罠(笑)

キャリパーのピストンを戻してパッドを見ると一ヵ所だけ減らずに残っている盛り上がりが左右どちらにもある。

ああ、もうこんなの見ちゃうと見なかった事に出来ないよ(笑)

ピンスライドもグリースが乾燥して固まっている。
清掃して錆びて僅かにデコボコになっているピンは棒ヤスリで痩せさせない程度にコシコシ。

グリスアップするとピンスライドの上でリアキャリパーがきちんと動く。

ホイールも2stエンジン時代のオイル汚れでベタベタorz
ホイール清掃もしてやる。
ホイールに入るカラーもダストシールにグリスを入れる。
チェーンをかける前にタイヤを回すとかなり滑らかに回り、止めないといつまでも回っているくらいで、メンテナンスされたホイールならこれくらいで正常。


こるがチェーン調整もしてリアキャリパーも元に戻すとリア回りは良い感じになったはずなのに依然としてリアホイールの回転は渋くなる。


エンジンはミッション動作の確認の時に確かにスムーズだった。
悩みながらもチェーンのラインを目で追っていると!

見つけた!

左エンジンカバーのフロントスプロケット周辺に微かに付いている光る鉄分!!!


カバーを覗き込んだ瞬間、全てを理解した。
フロントスプロケットを固定しているボルトの頭がエンジンカバーの内側に擦れている。

渡されてなんの疑問も感じずに取り付けていたフロントスプロケットとそのボルト。

私は以前、NS-1を所有していた事もあり、NSRエンジンの全バラも経験済みなので双方の部品構造の相違点を考えたらわかった。

エイプエンジンの左カバーの内側にはスプロケットの辺りにNSRエンジンカバーには無い丸い出っ張りがある。
ミニバイクであるエイプのフロントスプロケットはとても簡単な二本のボルトで止められているが、もう少し排気量の大きなバイクでは回り止めの曲げるワッシャーなどがある。

ミニバイクには回り止めになるものが無いため、仮に緩んだとしてもボルトが抜けないようにする為のストッパーとしての機能的な役割がある部位なのだ。

渡されたそのボルトはNSRの2stエンジンでスプロケットを止めていたボルトで、頭の高さが高い。
エイプエンジンならカバーに当たらない高さのボルトが付いていたはず。
NSRエンジンで見馴れていたスプロケットボルトであった事とmyエイプで最近はスプロケット交換をしていない事、渡されたボルトの微妙な違いに気付けなかった。


カバーの内側の丸い出っ張りに滑るようにスプロケットボルトが引きずっていた重さだった。
今にして思えば、確かに左エンジンカバーを取り付けた後でホイールが回らなかった。


カバーに当たらずにスプロケットを止められる適当なボルトがストックに見つからない為、試しにエンジンカバーを固定している5本のボルトのうち、うしろ側3本を抜いてリアタイヤを回してみるとスムーズに回る事が確認できた。


外装もホイールもフレームも簡単ではあるが、磨いて少し綺麗に光ったエイプエンジンNSR。

各部に注油して試走もしてようやく実走可能になりました。

エンジンばらし、部品クリーニング、精査1日。
エンジン組み上げ1日。
エンジン初載せ1日。
エンジントラブル解消組み直し3日。
車体、配線、キャブセットアップ1日。
合計、丸1週間もかけ加工の嵐でした。

いや~疲れた。
本当に疲れました(笑)

それでもトラブルは出しきったはずなので安心という安堵感で一杯。

あとは洗車、日々の点検、ボルトナットの緩み&増し絞め確認(ボルトが緩んでなければそれ以上回さなくて良し)、エンジン慣らし、キャブレターセットアップ再確認、キャブレタードレンホース取り回し&固定、エンジンブリーザーホース取り付け、アッパーカウルフレームステー新設、メーター&ケーブル、プラグ交換。

結構、やることあるな(笑)
一つ一つ楽しみながら、育てるくらいのつもりでやらなきゃだね。
オイルやガスケットは当然、新品だから大丈夫。
じゃあとはN氏よろしく(^-^)ゞ
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