4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ 『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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本日の箱入り娘(笑)
部品入りの箱をそまゴン氏が持ってくるとすかさず飛び込んだライちゃん。
中にあったボール紙のクッション材を食いちぎって遊んでみたり、体の向きを何度か入れ替えてくつろげるポジションを探したりしてる。
段ボール箱が好きなぬこさんだと判明! 土鍋も入りそうだな(笑)
エイプエンジン搭載のNSRの依頼で今日も引き続き作業。
昨日は組んでおいたエンジンを載せてメインハーネスの引き直しで終わったのだが、エンジンに火を入れると異音が・・・orz
どう控え目に考えても組み直したエンジンとは思えないレベルでびっくりする。
エンジンから響く異音で構造的な原因を探るが想像を超えない。
一応の目星はつけたので、再度エンジンを分解してクランクケースも割る事にする。
目星をつけられたのは、以前に経験した友人車輌のエンジン音に似ていたからで、その原因はオイル量の管理ミスだった。
Lowレベルを大きく下回ったオイル量になっている事に気付かず、エンジンを酷使してしまいトランスミッションのギアが焼けてしまった事例で、耳を塞ぎたくなるような異音が出ていた。
その後、大量に出たメタルスラッジを除去し、組み直したエンジンのオイルを適量にすると異音は消え快調さを取り戻した。
が、今回は綺麗に洗浄し一度はドライにした部品をマニュアル手順で組んで貰っている上にエンジンオイルもしっかり入っているエンジン。
エンジン組みを覚えたい友人の頼みで、監修役を私がした。
何か見逃しでもあったのかと思いバラしてみるが、サービスマニュアルを始めとする何冊かの書籍で確認してみたが部品点数や取り付け位置には間違いはなかった。
独特なカナキリ音は動体部が何かに干渉している事を示す。
危険を感じるので極短時間の稼働中に異音の周波数域や共鳴と方向、わずかに回したエンジン音の変化から、エンジンのどの部品と構造、どの金属が出すかなどを脳内検索していく。
カッタンカッタンの細かい連続音とギャシャーという引きずり音、エンジン回転数にあまり比例しない音変化から、かなり固い金属を使用した部位である事や一次減速後の部位が関連していると言えた。
エンジン回転数が上がって音が上がったり増えたりすれば減速前の関連を疑う。
ポピュラーなケースではシリンダーの軽い焼き付きに聞くシャリシャリ音などがそうだ。
エンジンが暖まると止まるような軽い症状ではピストンスピードが上がるのと同時にシャリシャリ音も増す。
よって単純に分けるならば、クランク軸から上のピストンやシリンダー、ヘッド、カムチェーン、オイルポンプは減速前。
クラッチよりうしろのトランスミッションやキックシャフトは減速後となる。
それに今回は大きな音に紛れてツィ~ンという共鳴音のようなものが聞き取れた。
エンジンを大きな部位にわけるとヘッド、シリンダー、クラッチカバー、クランクケースになるが、特に感じ取れる振動はないものの共鳴音はクランクケースから出ていると感じた。
音診での総合的なまとめは、キックギアスピンドル。
シャフト上で遊ぶ固い金属のギアが何処かに触れているのではないかと想像した。
クランクケースを割り、内部を点検するとメタルスラッジが見つかる。
やはりどこかが削れているようだ。
メタルスラッジの色味で削られたのがアルミである事も分かる。
クランクケースL側の内側を見るとやはりキックギアスピンドルのところだけにギアが当たっていた形跡が見られる。
しかし、なぜ当たるのかは分からない。
入っていたり付けるものがなかったのなら簡単なのだが、残念ながらそういったケースではないらしい。
エイプのエンジンは縦型と言われる、同じホンダでもモンキーやカブのエンジンは横型と呼ばれる。
縦型は横型に比べてクランクケース強度が高くエンジン内部スペースにゆとりがある為、こういう事象は珍しい。
明日、幾つかの確認と測定、場合によってはキックギアスピンドルをAssy交換しなければいけないかもしれない。
異音トラブルの部位を除けば、エンジン自体は元気が良いので、謎の解明を期待したい。
工程としては、
エンジントラブル対応、キャブレターセッティング、基本整備点検、各部グリスアップ、タイヤエアー点検、配線加工、洗車、実走テスト、お渡し。
さて、どこまで出来るかな~(^-^;
部品入りの箱をそまゴン氏が持ってくるとすかさず飛び込んだライちゃん。
中にあったボール紙のクッション材を食いちぎって遊んでみたり、体の向きを何度か入れ替えてくつろげるポジションを探したりしてる。
段ボール箱が好きなぬこさんだと判明! 土鍋も入りそうだな(笑)
エイプエンジン搭載のNSRの依頼で今日も引き続き作業。
昨日は組んでおいたエンジンを載せてメインハーネスの引き直しで終わったのだが、エンジンに火を入れると異音が・・・orz
どう控え目に考えても組み直したエンジンとは思えないレベルでびっくりする。
エンジンから響く異音で構造的な原因を探るが想像を超えない。
一応の目星はつけたので、再度エンジンを分解してクランクケースも割る事にする。
目星をつけられたのは、以前に経験した友人車輌のエンジン音に似ていたからで、その原因はオイル量の管理ミスだった。
Lowレベルを大きく下回ったオイル量になっている事に気付かず、エンジンを酷使してしまいトランスミッションのギアが焼けてしまった事例で、耳を塞ぎたくなるような異音が出ていた。
その後、大量に出たメタルスラッジを除去し、組み直したエンジンのオイルを適量にすると異音は消え快調さを取り戻した。
が、今回は綺麗に洗浄し一度はドライにした部品をマニュアル手順で組んで貰っている上にエンジンオイルもしっかり入っているエンジン。
エンジン組みを覚えたい友人の頼みで、監修役を私がした。
何か見逃しでもあったのかと思いバラしてみるが、サービスマニュアルを始めとする何冊かの書籍で確認してみたが部品点数や取り付け位置には間違いはなかった。
独特なカナキリ音は動体部が何かに干渉している事を示す。
危険を感じるので極短時間の稼働中に異音の周波数域や共鳴と方向、わずかに回したエンジン音の変化から、エンジンのどの部品と構造、どの金属が出すかなどを脳内検索していく。
カッタンカッタンの細かい連続音とギャシャーという引きずり音、エンジン回転数にあまり比例しない音変化から、かなり固い金属を使用した部位である事や一次減速後の部位が関連していると言えた。
エンジン回転数が上がって音が上がったり増えたりすれば減速前の関連を疑う。
ポピュラーなケースではシリンダーの軽い焼き付きに聞くシャリシャリ音などがそうだ。
エンジンが暖まると止まるような軽い症状ではピストンスピードが上がるのと同時にシャリシャリ音も増す。
よって単純に分けるならば、クランク軸から上のピストンやシリンダー、ヘッド、カムチェーン、オイルポンプは減速前。
クラッチよりうしろのトランスミッションやキックシャフトは減速後となる。
それに今回は大きな音に紛れてツィ~ンという共鳴音のようなものが聞き取れた。
エンジンを大きな部位にわけるとヘッド、シリンダー、クラッチカバー、クランクケースになるが、特に感じ取れる振動はないものの共鳴音はクランクケースから出ていると感じた。
音診での総合的なまとめは、キックギアスピンドル。
シャフト上で遊ぶ固い金属のギアが何処かに触れているのではないかと想像した。
クランクケースを割り、内部を点検するとメタルスラッジが見つかる。
やはりどこかが削れているようだ。
メタルスラッジの色味で削られたのがアルミである事も分かる。
クランクケースL側の内側を見るとやはりキックギアスピンドルのところだけにギアが当たっていた形跡が見られる。
しかし、なぜ当たるのかは分からない。
入っていたり付けるものがなかったのなら簡単なのだが、残念ながらそういったケースではないらしい。
エイプのエンジンは縦型と言われる、同じホンダでもモンキーやカブのエンジンは横型と呼ばれる。
縦型は横型に比べてクランクケース強度が高くエンジン内部スペースにゆとりがある為、こういう事象は珍しい。
明日、幾つかの確認と測定、場合によってはキックギアスピンドルをAssy交換しなければいけないかもしれない。
異音トラブルの部位を除けば、エンジン自体は元気が良いので、謎の解明を期待したい。
工程としては、
エンジントラブル対応、キャブレターセッティング、基本整備点検、各部グリスアップ、タイヤエアー点検、配線加工、洗車、実走テスト、お渡し。
さて、どこまで出来るかな~(^-^;
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