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4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ        『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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4stエンジンに触るのは初めての人に教えながら組ませるというのはかなり異例な事だが、とにかく自分で組み上げてみたいという希望にそう形を取る。
基本的に手は出さず、組み立てが気を付ける要点に差し掛かる前に覚えているか手順を質問をして答えられたら次に進む形式で作業して貰った。

質問は大抵、次にどの部品から、どの手順で、何に気を付けて組むかと言ったもの。
答えられたら進み、間違ったら構造から来る必然と間違いの根拠を示して場面ごとにやってはいけない事と正しい手順の比較を見せていく。


クランクを装着!!

エンジンを組むと言えば普段は中身が見えない領域だから、知らないことから感じてしまう難解さが尻込みしてしまう大きな原因だが、手順は勿論の事、実際の工具の使い方や持ち方、道具を使う時のカラダの使い方に至るまでを指導されれば少しは機械いじりの素地があるなら、じつはそんなに大した事でも無い。

とはいえ、その素地も無かったり、全く向いていない人がいない訳でもないので、広い視野でみると危なげなところもなく優秀な生徒と言えた。


クランクケース内の部品の組み込みが終わり、ケースの反対側を閉じる。

いきなりバラバラにするのは無理で、1日目にバラすところを見学して貰い、どんな機構と部品がユニット単位になっているかを見て貰い、2日目に綺麗に洗浄した部品を使う順番に並べていった。
幸いにも、用意してくれた2基のエンジンは、程度の良い一台分のエンジン部品を抽出するには充分な物だった。


初めて触った4stエンジンで、初めてネジの一本に至るまで全て分解して組み上げた経験は、やり遂げた達成感と共に自信に繋がったはず。
磨かれて光を放つエンジンと汗に光った彼の喜ぶ顔が私にも嬉しかった。
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