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4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ        『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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前回、何週かに分けて組んだ友人のエイプ50エンジンでしたが、忘れていた手順も思い出して整理がつきました。
今回は、友人がお世話になっているお知り合いのエイプさんです。
用意して貰った交換用の強化部品はお財布や友人のエイプを参考にしてチョイスしたようで、作業場所のガレージに行くと全部揃っていました。
さすがそこは付き合いの長い友人のこと、抜かりは無いようです。

いつでもどうぞと言わんばかりに揃えられてたセッティング(笑)



車体からエンジンを下ろし、腰上もバラされてます。
しかも使いたい工具は口にする前から用意されて手渡されます。
早速、右クランクケースカバーから外していくと…ギャワー!!
中のオイルがまるでとろけたチーズですね(=_=;)


エンジンオイルに水分が混入すると白濁してこうなります…。
混入量が少ないとミルク入りコーヒー、多くなるにつれカフェオレ、さらに増えると牛乳っぽくなっていきます(笑)

水分の混入後にエンジンが回らないと分離したままの水が出る事がありますが、ここまで白濁化が進んでいるあたりを見ると乗っていて攪拌された可能性が高いのです。
オイル性能はほぼ期待出来ない状態になりますが、逆にエンジン腰下内部のベアリングや部品の錆の進行はゆっくりになっていました。

その代わり、圧力負荷が強いカムシャフトやカムジャーナル、ロッカーアーム付近はオイルに保護されなかった分、ヘッドの再利用が不可能なほどダメージを受けていました。
ヘッドはストック部品の中からなるべく状態の良いものを選んでバルブの組み直しからスタート。
バラしたらガスケットを剥がしてすぐ組めるのを期待していたんですが、どうやら残念ながらそれは無理のようです。
白濁したオイルはエンジン内部全てに及んでしまうので全バラは勿論の事ですが全ての部品も洗浄&オイル塗布、各部点検。
こりゃあ大変だあ…。





全ての部品洗浄と点検が終わり組み始めます。
いきなり端折りましたが、クランクに強化カムチェーンを通してトランスミッションをケースに収めたところです。




そして、オイルポンプ交換、クラッチ、シフト関係、キックシャフトを組み付け腰下は終了。
ピストンとシリンダーまでを組み付けたところ。


そして、エンジンは直したヘッドが載せられて車体に戻りました。

え?端折りすぎ?(笑)
手が汚れていてあんまり写真撮らなかったんですよね~。


PC20キャブレターに付属していたアクセルワイヤーの取り回しや油圧点検、その他全ての部品は実走レベルでチェック。
最後に大きめのデイトナ製パワーフィルターに合わせてサイドカバーを加工。

車体もピカピカに磨いて完成!!

エンジン始動も一発でしたし、アイドリングも安定。
エンジン音、振動、油圧、油音と特に問題は見られないので疲れた事もあり、実走確認は友人に任せて帰宅。

いやー今回は一気バラし一気組みだったので疲れましたー。


2012/5 追記
この車輌を譲り受けて現在のYamy車になりました。
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