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4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ        『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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シュラウド中央の開口部がただポッカリと開いただけの感じではあまり格好よくないので、フィンを付ける事にしました。

そのついでに冬場には冷えすぎるオイルクーラーの熱を逃がさない為の開閉ギミックを仕込みたいと考えました。

稼働部品にするとなると部品の合いやクリアランス、強度、稼働のスムーズさ等たくさん考える部分が増えて難易度はグッと上がってしまいますがチャレンジです。


さすがに頭の中のボンヤリとした妄想だけでは作れないので、すでに形になっているシュラウドボディーの開口部を計り、それを元にして簡単な図面を書いてみた。

色々と妄想の中で悩みながらまとまった案は、縦長のフィンが三枚。
ヒンジ軸はそれぞれフィンの前方で、後端外開き。

別の案では、ヒンジ軸後端、フィン前方が中開きでしたが、稼働ギミックを設けられる内部スペースの奥行きが僅か30mm程度しか無い事と稼働してボディーの外に張り出すフィン案が外装パーツとして見た目の表情を豊かにしてくれるような気がした為。

稼働ギミックの動作にもロッド式とワイヤー式を考えてみた。
稼働の安定性や構造の簡素化はロッド式だったが、設置位置がシュラウドから離してにくく自由度が低く却下。

ワイヤー式は構造が複雑化するものの、ワイヤーが届く範囲内であれば自由度が高く、操作スイッチといった形で目立つ場所を増やせるのは案として魅力的。

設置位置としてはメーター横が第一候補。
視界にも入り良く見える位置に得体の知れないスイッチ?が増えてると何やら素敵な感じが(笑)

試行錯誤しながら描いた図面はハサミで丁寧に切り抜いて山折り谷折り。
実寸サイズで紙モデル兼図面とした。
並べたり動かしたりして稼働部品の接触やクリアランスの確認をしてみる。

まだ予測の出来ない領域があって作りながら変わっていく部分がありそうですが、ここまでの段階で大事な部分には気付けたのでうっすらと完成した姿が見えてきました。

これを元に実際に使用する材料の選定に入れます。
調達先は毎度のホームセンター(笑)
立体にする為のボルトナット、2mm径のピアノ線、加工と重量と強度の折り合いで1mm厚のアルミ板を買ってきました。

簡単に言うとコの字に曲げたフィン部分の上下に稼働軸が二ヵ所。
それが三枚並び、上下二本のレールに挟まれる形です。
ユニット化したギミックがベース板とカバーの中に固定されます。
ユニットレールとフィンはベース板に固定され、最後にカバーが取り付けられる形とする予定。

稼働軸の上下にはナイロンワッシャーを入れ、稼働の開きにはスプリング、閉じはワイヤー引き。
各フィンの連動は隠れるところでピアノ線の連結。
開きストッパーには各フィンに切り出したシール式の極薄ゴムシート。
走行中の震動による部品の破断やビビリ音にも配慮した作りにしていく。

最終的にフィンとカバー表面はツライチ。
各フィンと開口部のクリアランスの均一化。
この辺で精度の出たカッチリとした作りの良さが見えるモノにしてみたい。
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