4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ 『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
前回、何週かに分けて組んだ友人のエイプ50エンジンでしたが、忘れていた手順も思い出して整理がつきました。
今回は、友人がお世話になっているお知り合いのエイプさんです。
用意して貰った交換用の強化部品はお財布や友人のエイプを参考にしてチョイスしたようで、作業場所のガレージに行くと全部揃っていました。
さすがそこは付き合いの長い友人のこと、抜かりは無いようです。
いつでもどうぞと言わんばかりに揃えられてたセッティング(笑)
車体からエンジンを下ろし、腰上もバラされてます。
しかも使いたい工具は口にする前から用意されて手渡されます。
早速、右クランクケースカバーから外していくと…ギャワー!!
中のオイルがまるでとろけたチーズですね(=_=;)
エンジンオイルに水分が混入すると白濁してこうなります…。
混入量が少ないとミルク入りコーヒー、多くなるにつれカフェオレ、さらに増えると牛乳っぽくなっていきます(笑)
水分の混入後にエンジンが回らないと分離したままの水が出る事がありますが、ここまで白濁化が進んでいるあたりを見ると乗っていて攪拌された可能性が高いのです。
オイル性能はほぼ期待出来ない状態になりますが、逆にエンジン腰下内部のベアリングや部品の錆の進行はゆっくりになっていました。
その代わり、圧力負荷が強いカムシャフトやカムジャーナル、ロッカーアーム付近はオイルに保護されなかった分、ヘッドの再利用が不可能なほどダメージを受けていました。
ヘッドはストック部品の中からなるべく状態の良いものを選んでバルブの組み直しからスタート。
バラしたらガスケットを剥がしてすぐ組めるのを期待していたんですが、どうやら残念ながらそれは無理のようです。
白濁したオイルはエンジン内部全てに及んでしまうので全バラは勿論の事ですが全ての部品も洗浄&オイル塗布、各部点検。
こりゃあ大変だあ…。
全ての部品洗浄と点検が終わり組み始めます。
いきなり端折りましたが、クランクに強化カムチェーンを通してトランスミッションをケースに収めたところです。
そして、オイルポンプ交換、クラッチ、シフト関係、キックシャフトを組み付け腰下は終了。
ピストンとシリンダーまでを組み付けたところ。
そして、エンジンは直したヘッドが載せられて車体に戻りました。
え?端折りすぎ?(笑)
手が汚れていてあんまり写真撮らなかったんですよね~。
PC20キャブレターに付属していたアクセルワイヤーの取り回しや油圧点検、その他全ての部品は実走レベルでチェック。
最後に大きめのデイトナ製パワーフィルターに合わせてサイドカバーを加工。
車体もピカピカに磨いて完成!!
エンジン始動も一発でしたし、アイドリングも安定。
エンジン音、振動、油圧、油音と特に問題は見られないので疲れた事もあり、実走確認は友人に任せて帰宅。
いやー今回は一気バラし一気組みだったので疲れましたー。
2012/5 追記
この車輌を譲り受けて現在のYamy車になりました。
今回は、友人がお世話になっているお知り合いのエイプさんです。
用意して貰った交換用の強化部品はお財布や友人のエイプを参考にしてチョイスしたようで、作業場所のガレージに行くと全部揃っていました。
さすがそこは付き合いの長い友人のこと、抜かりは無いようです。
いつでもどうぞと言わんばかりに揃えられてたセッティング(笑)
車体からエンジンを下ろし、腰上もバラされてます。
しかも使いたい工具は口にする前から用意されて手渡されます。
早速、右クランクケースカバーから外していくと…ギャワー!!
中のオイルがまるでとろけたチーズですね(=_=;)
エンジンオイルに水分が混入すると白濁してこうなります…。
混入量が少ないとミルク入りコーヒー、多くなるにつれカフェオレ、さらに増えると牛乳っぽくなっていきます(笑)
水分の混入後にエンジンが回らないと分離したままの水が出る事がありますが、ここまで白濁化が進んでいるあたりを見ると乗っていて攪拌された可能性が高いのです。
オイル性能はほぼ期待出来ない状態になりますが、逆にエンジン腰下内部のベアリングや部品の錆の進行はゆっくりになっていました。
その代わり、圧力負荷が強いカムシャフトやカムジャーナル、ロッカーアーム付近はオイルに保護されなかった分、ヘッドの再利用が不可能なほどダメージを受けていました。
ヘッドはストック部品の中からなるべく状態の良いものを選んでバルブの組み直しからスタート。
バラしたらガスケットを剥がしてすぐ組めるのを期待していたんですが、どうやら残念ながらそれは無理のようです。
白濁したオイルはエンジン内部全てに及んでしまうので全バラは勿論の事ですが全ての部品も洗浄&オイル塗布、各部点検。
こりゃあ大変だあ…。
全ての部品洗浄と点検が終わり組み始めます。
いきなり端折りましたが、クランクに強化カムチェーンを通してトランスミッションをケースに収めたところです。
そして、オイルポンプ交換、クラッチ、シフト関係、キックシャフトを組み付け腰下は終了。
ピストンとシリンダーまでを組み付けたところ。
そして、エンジンは直したヘッドが載せられて車体に戻りました。
え?端折りすぎ?(笑)
手が汚れていてあんまり写真撮らなかったんですよね~。
PC20キャブレターに付属していたアクセルワイヤーの取り回しや油圧点検、その他全ての部品は実走レベルでチェック。
最後に大きめのデイトナ製パワーフィルターに合わせてサイドカバーを加工。
車体もピカピカに磨いて完成!!
エンジン始動も一発でしたし、アイドリングも安定。
エンジン音、振動、油圧、油音と特に問題は見られないので疲れた事もあり、実走確認は友人に任せて帰宅。
いやー今回は一気バラし一気組みだったので疲れましたー。
2012/5 追記
この車輌を譲り受けて現在のYamy車になりました。
PR
先日組んだ友人のエイプはエンジン慣らしをしながら、セッティング微調整や増し締め点検、エンジンをバラす前にあったオイル滲み点検が終わり、足周りの準備中。
エイプフォークのインナー&ステム、N1アウター、Nミニピストン、N1キャリパー、Nチビマスター&ホイール、社外フォークスプリングといったブレーキディスク化メニューに決めた様子。
N1フォークを貰ったようで分解作業中と電話で聞き、お邪魔してオークションで買い付けておいて貰ったエイプ50系クランクケースを開封しにガレージへ遊びに行く。
こんな感じに届いた。
うは♪
期待してなかったけど、えらい汚さ(笑)
~中略~
綺麗に磨いてシリンダーセット同様、クランクケースも自宅へ。
ドスンと部屋の真ん中へ。
逃げて様子見のティラたんと不思議そうなコッコたん。
びっくりしちゃったね、ごめんねティラたん。
シリンダーの入る丸穴を覗きに来たきなこママ。
それより、ご飯くれくれと催促のキャラメルさん。
さすがに毎日、黒缶(お気に入りの缶詰)をあげる訳にはイカンのだよ。
給餌器で食べられるカリカリも食べてくれキャラメル。
お水もちゃんとあるんだから。
古いガスケットをスクレーパーで剥がしてみると前の持ち主が付けたであろう傷がたくさん出てきた。
細かい溝傷を見るにガタガタのカッター刃で剥がしたのだろう。
面は荒れていて状態は酷いが削らない程度にオイルストーンを当てれば新しいガスケットが効くくらいには修正できそうだ。
クランクケースの何カ所かにケースを割る時にかけたマイナスドライバーの跡が…
プロならば、ボルト間のこんなトコに工具を突っ込んでこじるなど、有り得ない。
相当、力をかけたようで0.7mmほど部分的に開いてしまっていた。
なんとかガスケットが効く範囲ギリギリだがエンジンの真下なので、オイル滲みが出るかもしれない。
開きが出ている左ケースは部品取り側を使ったほうが安心か。
オイルを完全に止めなければいけないクラッチ側の右ケースカバー面も純正ガスケットを剥がし残った緑色の上に社外品ガスケットが乗っていた。
このあたりから、低い技術力と少ない道具類、いい加減な性格が見てとれる。
昔に比べるとオークションに流れてる品もその商品説明も悪質な物が増えているようだ。
お金になりさえすれば何でもいいのだろう。
なんとか出来る修正方法や予備部品もあるので、ついでに加工もしておく。
115ccでオイルクーラー搭載予定エンジンなので、オイルラインの穴も武川の強化オイルポンプ指定の2.5mmにドリルで拡大。
ケースの点検が終わったところで、シリンダー合わせをざっと目測で何が必要か見ておく事にした。
スリーブ外径を合わせて比較するとエイプ100純正とシフトアップ製では2mm程社外品のほうが大きいようだ。
どのみち、エイプ50径ケースのスリーブ穴には入らないから掘って貰わないといけない。
オイルライン取り出し口が最初から付いているのは良い。
オイルライン溝には取り出し経路に繋がる穴があった。
オイルクーラー用としても使えるがオイル温度センサーを付けてもいい。
バンジョー取り付けの横に小さな穴がある。
推オイルラインに貫通していないところにはシリンダー温度センサーが入る。
赤矢印からセンサーが入り、青矢印側から抜け止めのイモネジが入る。
社外品シリンダーにしかない構造だから、シフトアップ製オプション部品を調べておくか…
エイプフォークのインナー&ステム、N1アウター、Nミニピストン、N1キャリパー、Nチビマスター&ホイール、社外フォークスプリングといったブレーキディスク化メニューに決めた様子。
N1フォークを貰ったようで分解作業中と電話で聞き、お邪魔してオークションで買い付けておいて貰ったエイプ50系クランクケースを開封しにガレージへ遊びに行く。
こんな感じに届いた。
うは♪
期待してなかったけど、えらい汚さ(笑)
~中略~
綺麗に磨いてシリンダーセット同様、クランクケースも自宅へ。
ドスンと部屋の真ん中へ。
逃げて様子見のティラたんと不思議そうなコッコたん。
びっくりしちゃったね、ごめんねティラたん。
シリンダーの入る丸穴を覗きに来たきなこママ。
それより、ご飯くれくれと催促のキャラメルさん。
さすがに毎日、黒缶(お気に入りの缶詰)をあげる訳にはイカンのだよ。
給餌器で食べられるカリカリも食べてくれキャラメル。
お水もちゃんとあるんだから。
古いガスケットをスクレーパーで剥がしてみると前の持ち主が付けたであろう傷がたくさん出てきた。
細かい溝傷を見るにガタガタのカッター刃で剥がしたのだろう。
面は荒れていて状態は酷いが削らない程度にオイルストーンを当てれば新しいガスケットが効くくらいには修正できそうだ。
クランクケースの何カ所かにケースを割る時にかけたマイナスドライバーの跡が…
プロならば、ボルト間のこんなトコに工具を突っ込んでこじるなど、有り得ない。
相当、力をかけたようで0.7mmほど部分的に開いてしまっていた。
なんとかガスケットが効く範囲ギリギリだがエンジンの真下なので、オイル滲みが出るかもしれない。
開きが出ている左ケースは部品取り側を使ったほうが安心か。
オイルを完全に止めなければいけないクラッチ側の右ケースカバー面も純正ガスケットを剥がし残った緑色の上に社外品ガスケットが乗っていた。
このあたりから、低い技術力と少ない道具類、いい加減な性格が見てとれる。
昔に比べるとオークションに流れてる品もその商品説明も悪質な物が増えているようだ。
お金になりさえすれば何でもいいのだろう。
なんとか出来る修正方法や予備部品もあるので、ついでに加工もしておく。
115ccでオイルクーラー搭載予定エンジンなので、オイルラインの穴も武川の強化オイルポンプ指定の2.5mmにドリルで拡大。
ケースの点検が終わったところで、シリンダー合わせをざっと目測で何が必要か見ておく事にした。
スリーブ外径を合わせて比較するとエイプ100純正とシフトアップ製では2mm程社外品のほうが大きいようだ。
どのみち、エイプ50径ケースのスリーブ穴には入らないから掘って貰わないといけない。
オイルライン取り出し口が最初から付いているのは良い。
オイルライン溝には取り出し経路に繋がる穴があった。
オイルクーラー用としても使えるがオイル温度センサーを付けてもいい。
バンジョー取り付けの横に小さな穴がある。
推オイルラインに貫通していないところにはシリンダー温度センサーが入る。
赤矢印からセンサーが入り、青矢印側から抜け止めのイモネジが入る。
社外品シリンダーにしかない構造だから、シフトアップ製オプション部品を調べておくか…
友人の知り合いから、かなり安価に程度の良いエイプ100系の部品を分けて頂いた。
やはり持つべきは良き友人よね~!!
クランクケースを買った矢先に友人エンジンのケース交換があったので、ミッション周りは揃っている。
勿論タダではなく、オークションで落とした半分の値段を受け持つような形で譲って貰った。
友人のエンジンに使うのは右ケースのみだったが、他の部品も元々のエンジンより程度が良ければ使うところは外した残りを貰うと踏み込んだ条件だが、工具を失っている今は友人のガレージにしかない工具のお世話になる場面もありそうなので、エンジン組みを教えて先の条件下でお下がり部品を譲って貰えば揃うのもわりと早いから、利害一致というか持ちつ持たれつみたいな感じ。
邪魔になるのは悪いので一度持ち帰る事にした。
猫達にご飯を食べさせて落ち着かせたあと、部品点検。
○エイプ100純正シリンダー&ピストンセット。
○エイプ100用シフトアップ製115ccシリンダー&ピストンセット。
○エイプ100用純正クランク。
○純正13mmピストンピン。
○エイプ100用純正キャブレター&ワイヤーセット。
○エイプ100用純正カムシャフト。
○ヘッドカバーのパッキン。
と、超お得セット。
まあ、早めに加工に出したいヘッドがまだ一個も無いんですけどね(笑)
軸になるクランクが手に入ったのは大変嬉しい。
部品単体の重量もズシリとあるから、手応えがあって一段と準備が進んだ気になります。
一通り見たし、元の箱にしま…ってオイ!!
しまった!
さっきから入れ物好きなココアがそばに居たんだった。
あのぉ…油っぽいから出て貰っていいですかココアさん?
おっとカムシャフトをビニール袋に入れ忘れたよ。
よし、箱にシリンダーからしまっ……ってっておいぃぃ!?
今度はキャラメルかい!
虎猫は箱を見ると入らずにはいられなくなるんかい?(笑)
はいはい出た出た。
きなこも入ろうとしなくていいから。
さ、今のうちにしまって…
ガタガタン!
シュタ!!
いや、『シュタ!!』じゃないよ(笑)
ティラ兄ちゃん遅っ!!
今頃来ても遅いわ。
もう箱閉じちゃったもんね~!!
『アァーンン…』
どんくさいトコが可愛いよね~ティラたん。
やはり持つべきは良き友人よね~!!
クランクケースを買った矢先に友人エンジンのケース交換があったので、ミッション周りは揃っている。
勿論タダではなく、オークションで落とした半分の値段を受け持つような形で譲って貰った。
友人のエンジンに使うのは右ケースのみだったが、他の部品も元々のエンジンより程度が良ければ使うところは外した残りを貰うと踏み込んだ条件だが、工具を失っている今は友人のガレージにしかない工具のお世話になる場面もありそうなので、エンジン組みを教えて先の条件下でお下がり部品を譲って貰えば揃うのもわりと早いから、利害一致というか持ちつ持たれつみたいな感じ。
邪魔になるのは悪いので一度持ち帰る事にした。
猫達にご飯を食べさせて落ち着かせたあと、部品点検。
○エイプ100純正シリンダー&ピストンセット。
○エイプ100用シフトアップ製115ccシリンダー&ピストンセット。
○エイプ100用純正クランク。
○純正13mmピストンピン。
○エイプ100用純正キャブレター&ワイヤーセット。
○エイプ100用純正カムシャフト。
○ヘッドカバーのパッキン。
と、超お得セット。
まあ、早めに加工に出したいヘッドがまだ一個も無いんですけどね(笑)
軸になるクランクが手に入ったのは大変嬉しい。
部品単体の重量もズシリとあるから、手応えがあって一段と準備が進んだ気になります。
一通り見たし、元の箱にしま…ってオイ!!
しまった!
さっきから入れ物好きなココアがそばに居たんだった。
あのぉ…油っぽいから出て貰っていいですかココアさん?
おっとカムシャフトをビニール袋に入れ忘れたよ。
よし、箱にシリンダーからしまっ……ってっておいぃぃ!?
今度はキャラメルかい!
虎猫は箱を見ると入らずにはいられなくなるんかい?(笑)
はいはい出た出た。
きなこも入ろうとしなくていいから。
さ、今のうちにしまって…
ガタガタン!
シュタ!!
いや、『シュタ!!』じゃないよ(笑)
ティラ兄ちゃん遅っ!!
今頃来ても遅いわ。
もう箱閉じちゃったもんね~!!
『アァーンン…』
どんくさいトコが可愛いよね~ティラたん。
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ