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4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ        『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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フィンの上下にぷらぷらしているレールの結合が今回のテーマ。

そろそろ全体を見ていかないと決められないところが出てきたので、車体からオイルクーラー本体を外してクリーンアップ。

オイルクーラー、ベース板、カバー、稼働フィンユニットの4つが一体となってオイルクーラーシュラウドとなる。

取り付け時と同じように合わせれば、狭いがゆえに必然たる『形』が見えてくるのではという発想の転換が必要だと思ってみた(笑)

●画像1
中に納まる限界までレールを短くカットして見てみた。

うわぁ~・・・せ、狭い。
納まるのかしら(笑)
だんだん暗い気分で暗雲が立ち込めたような・・・

色々なアイデアを考えながらも、そまゴン氏にも見てもらう。
そして、彼は言う。

そま『もう手動式にしちゃえば?』

やみ『いいや、まだあきらめん!』

そま『ちょっと固めの動きにして掴むとこ付けて動かせれば完成。』

やみ『ぬお~!! それはイ・ヤ・だ』

ハッΣ( ̄o ̄)これは彼流のエールなのでは?(違?

俺の弱気を読み取ってあえて奮起するように仕向けた真逆のエールなのだな!

ようし! 頑張るぜぇ~!!

そんな流れの会話で復活(笑)

前日のレール作成で溢れ出た失敗作の部材を使って連結フレームを作成。

また一本は失敗したけど、それを元に正確な寸法を割り出してすぐに二本目を作成。

今度は少し慎重さも加えてながらもガツガツ工具を持ちかえて作る。

●画像2
オイルクーラーコアを外した正面から。
フレームはいずれ、空気の通り道を邪魔しないように、かつ強度が落ちないようリブを残して削る予定。

●画像3
想像よりもガッチリと結合したフィンレール。
あちこちにポコポコと見える穴はレールを作った時の物。
廃材から作ってはいるが厚さ2mmのアルミアングルだから強度は凄い。
シュラウド下方より中を覗く。

もうね、こんなに詰まっちゃうと無い方がオイルクーラー冷えるんじゃね?とかいう突っ込みは無視無視(笑)

なんで付けてるのって聞かれたら、『かっこよさげだから(どや顔』と答えて乗り切ろう(笑)


コの字に連結されてガッチリしたフレームの中で緩められたフィンの稼働軸。

ぷらぷらのフィンが滑らかに揺れてます。

カバーに乗せてみると、フィンの稼働と共にレールフレームがスルスルと後退します。

今度はこれに合わせたスライドフレーム?、スライドリンク?を作ります。

その前に取り付け位置変更点を見ておくべきか?

ベース板にフレーム構造を追加か?

それとも、フィン連動案を見直しか?

うん?
何から考えたらいいんだ?

あれなんだ?

煙いぞ。

ああ、俺の頭か、煙(笑)

明日は作業お休み。
ゆっくり妄想しよ。
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今日もフィン加工。

軸に使う4mmボルトを買ってはきたが、ボルト頭下までネジが切れていない物なのでちょうど良いところまでネジ山を切る。

ガレージに来る時に自宅からタップ&ダイスのセットを持ってきた。
フィン、レール、ワッシャーの厚みの分はストレート径を残す。

このネジが切られてないストレート径の部分でフィンを可動させる。
ネジ部で可動してしまうと軸穴が広がってしまったり、ガタついたりするのを避ける為。

ボルトはフィン内側から通してレールを通過してロックナットで締める。
全てのあいだにワッシャーが入り、部品の当たりや引きずりを防止する。

ボルトは
さらにレールからはみ出さないサイズにカット。
ネジを切ったついでにグラインダーで切り落とし、ネジ切りから回し抜く。
これで削った際に歪んだネジ山も再生されて出てくるから、いざナットをはめようとしても入らないなんて事にはならない。

使用分の6本が出来たら、レール作成へ。

フィン端部にボルトを通す4mm穴を開けたが、ん?

ちょいミスった(汗

しっかり計ったはずだが、2番フィンの穴が1mmも外側にぃー。

あーやってもうたー。
フィン三枚がカバーの表側と同じ高さで平らになるようにするのを基準にしてレールの穴も合わせていく。

しかし画像2。

あれ?
1番フィンが・・・2番に寄ってるorz

と、ここまでのんびりと一時間でたどり着いたのに、なんとこのあと丸一日レール作りにハマる・・・

1本目を作ったあと、2本目をなんと3本も作り直す羽目に。

フィン同士が微かに離れてるとか、高さが0.5mm違うとか、気になってしまう。
このレール穴の出来が完成時の見た目を左右するのが分かるから妥協したくない。
というか、パッと見ても気付いてしまうから、自分に嘘がつけない(笑)

フィン両端に設けた可動軸は離れているが、軸芯は同線上になければいけないから、意外と難しい。
2つのレールで受け持つ同じフィンの穴が大きくズレていると可動した時にも捻れる為、スムーズに動かない事も考えられる。
最終的には最初に作ったレールも作り直してようやくフィンの高さと間隔が一定になった満足できる物になった。
1mで買った部材の3/4を使いきったところでなんとか形になって良かったー。
一本約10cm×穴3つ=失敗作4本が無駄に(笑)


●画像3
フィンやカバー開口部分との隙間は可動の安定性を考慮して2.5mmにした。
2mmに合わせていたが塗装が剥がれたりして汚くなる。
なるべく隙間は小さくしたかったが、見た目を損なわない程度ギリギリまで広げる形に落ち着いた。

取り合えずフィンとレールを閉めた形でカッチリと締めこみ固めたら、カバー開口部分との合わせ調整。
最終的な開口部の削り作業で誤差を0.5mm以下に精度を上げていく。

明日は、上下に平行したレールの固定連結と二重レール構造の考案。

フィンが可動する時に軸が移動する事が先日の作業で分かったのだが、フィン三枚のクリアランスが常に一定になるようにレールに固定した為、レール自体が可動に支障が出ないように移動しなければいけなくなった。

二重レールというか、ワイヤー引き構造に同調したリンク構造が必要になりそうな予感。
まだ脳内にボンヤリとした想像を思い浮かべているだけで設計図は無い(笑)

このリンクとワイヤー構造、フィン連動をどうやってあの狭い空間にねじ込むかが最大の山場。
越えられるか俺!! つづく(笑)
今日も引き続き、可動フィンの加工。

●画像1
ごはんを食べているレイちゃんを眺めながら加工手順の確認。

●画像2
シュラウドカバーの開口部分に粘着テープを橋渡し。
カバーの裏側から作成したフィンを並べてテープに乗せていく。

開口部外周とフィン三枚の全てのクリアランス(離れ具合と隙間)が均一に1.5mmになっているかをチェックする為の行程。

フィンがV字になっている曲がり角を繋いだ線を基準にしてラインを引いた。

黒くて見えないが樹脂カバーにも黒マジックでラインが引いてある。

隙間が狭かったり、角度が悪いところは削り印としてマジック塗り。

一枚づつフィンをテープから外しては、駄目出しを入れたところを削って基準線に戻す。

最終的には0.5mm以下にズレや曲がりを修正して可動中の当たりがないか等も見て次の行程へ。


●画像3
可動フィンの端部、最後の曲げ加工に移る 。
画像2でも分かる通り、装着時一番前側のフィンが小さく、後ろに向かって大きくなるデザインにしてある。
同じところで曲げてしまうとそれに沿ってレールもハの字になる上に、フィンとレールの軸接合面をジグザグに配置しなければいけなくなる。
加工して作れなくもないが、レール強度が弱くなり、構造も複雑になりすぎるので現実的な案では無かった。

曲げる位置を計り、ずらす事でレールは平行にした。
しかもフィン表面からは奥行きが40mmもなく、コンパクトに納めないといけない事がより難しい部分にしている。

わりと楽観的に始めた可動フィンだが、カバーとベース板をネジ止めしてみると想像していたよりもギミックに使える内部空間は狭いと分かった。

形になっていき自分の中で沸き上がる完成想像図に対する興奮とは別に、果たして完成させられるのかという不安も次第に大きくなるのを感じる(笑)

今日の工作で、可動ギミックの辺りが脳内でハッキリしないままにいた理由も分かった。

フィンを動かすと可動する
為の軸も移動するのだった。
軸の移動は数mmだが、動かないとカバー外周部に引きずりをおこす。

平行したレールに三枚のフィンは固定される。
つまり、カバー外周にフィンが当たらずに綺麗に動くにはレールごと動くギミックも必要があるのだった。

これはなんとなくぼんやりと想像していたというか、物作りをしてきた経験で本能的に感じていたといったところではあったが、どんな構造で実現できるかはイメージしていなかった。
正直、作っていきながらどうにかなると思っていた。

後日、形になっていく部品を眺めながら思いつくアイデアで解決できるかにかかっている(笑)

まだまだ、さてどうなるかといった状況から抜けていない。
こうやって悩んで産み出す為の時間が楽しいから止められないのよ物作り♪
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