4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ 『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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今日はいよいよ作製しておいたステム装着する。
ヘッドカバーの作製にも入っていた為、イニシャルアジャスターの加工は後回しにしていました。
そういう事で、組付けには間に合わなかったので後日に加工する事にしました。
塗装の保護カバー(子供の靴下(笑)をかけたステムとトップブリッジ購入時に付いていたプチプチに来るんで持って来ました。
さあ、やるぞ!
イニシャルアジャスターの上に加工して取り付けるダイヤルは、かなりハンドルバーに近づくと予想していて アジャスター単体でフォークに収まったところを一度見ておこうと思った次第。
バラシと組付けはマニュアルに従ったなんら変わった部分はない作業なので割愛(コラ
装着前と装着後。
その後の予定や意見感想など、作業後に色々と話し込んでいたら暗くなってしまい、写してはみたけど、不鮮明&ピンボケになっちゃった(^-^;
ステム単体で見ると結構ガッチリとした印象だったのに、車体に装着して見るとリンクルペイントが艶消し塗装っぽく見える為か、ステムもトップブリッジも厚みが薄く感じる。
インナーフォークのクロームメッキの輝きが固く強いのが原因のようだ。
色見的にステムの黒が負けているかな?
フォーククランプ式の黒色ライトステーでインナーフォークを隠すとバランスが取れるような気がしました。
車体フレームにステムだけの状態にして動かしてみると組付けの時に拭き取ったステムベアリングの古いグリースは固く、作動も少し重たかった。
乗っていても特にストレスになったり、不具合を感じるような事は無かったのですが、いつの間にか少しずつ劣化していたようです。
玉やベアリングレースには溝や傷などの大きな摩耗は無かったから、洗浄して柔らかめのグリースに塗り換えてステムシャフトナットの締め込みを調節した。
ハンドルはかなり前からアルミ製に変わっていましたが、トップブリッジの軽量化もハンドリングには多くの影響があった。
センターナットもアルミになっている。
軽く滑らかに動くのは正しく組んだのだから当たり前だが、気になっていた部品の重量から来る切り返しの慣性は大きく軽減されている。
気を付けたのは軽すぎない事。
これが純正ステムを残した理由のひとつ。
セルフステアもワンテンポ遅れ気味に入ってきていたのが、凄く素直でニュートラルステアになった。
一番良かったのはグリース入れ換えかも知れませんが(笑)
程よく軽くなった事とグリースアップの相乗効果で、またひとつ好みに近づけたと思う。
今回、ライトステーは見送り。
アッパーカウルを付けると隠れるのでもう少しどうするかを悩んでおく。
熟考すれば、別のアイデアに出会うかもしれないしね。
とりあえず、純正ステーとライトケース、ウィンカーのセットで組み上げ。
ヘッドカバーボルトに使うゴムパッキンをナップスに注文して作業終了。
縮み塗装の自作ステムキット。
ちょっと大人っぽく高級感が漂ってきました、ハンドル周辺だけね(笑)
ヘッドカバーの作製にも入っていた為、イニシャルアジャスターの加工は後回しにしていました。
そういう事で、組付けには間に合わなかったので後日に加工する事にしました。
塗装の保護カバー(子供の靴下(笑)をかけたステムとトップブリッジ購入時に付いていたプチプチに来るんで持って来ました。
さあ、やるぞ!
イニシャルアジャスターの上に加工して取り付けるダイヤルは、かなりハンドルバーに近づくと予想していて アジャスター単体でフォークに収まったところを一度見ておこうと思った次第。
バラシと組付けはマニュアルに従ったなんら変わった部分はない作業なので割愛(コラ
装着前と装着後。
その後の予定や意見感想など、作業後に色々と話し込んでいたら暗くなってしまい、写してはみたけど、不鮮明&ピンボケになっちゃった(^-^;
ステム単体で見ると結構ガッチリとした印象だったのに、車体に装着して見るとリンクルペイントが艶消し塗装っぽく見える為か、ステムもトップブリッジも厚みが薄く感じる。
インナーフォークのクロームメッキの輝きが固く強いのが原因のようだ。
色見的にステムの黒が負けているかな?
フォーククランプ式の黒色ライトステーでインナーフォークを隠すとバランスが取れるような気がしました。
車体フレームにステムだけの状態にして動かしてみると組付けの時に拭き取ったステムベアリングの古いグリースは固く、作動も少し重たかった。
乗っていても特にストレスになったり、不具合を感じるような事は無かったのですが、いつの間にか少しずつ劣化していたようです。
玉やベアリングレースには溝や傷などの大きな摩耗は無かったから、洗浄して柔らかめのグリースに塗り換えてステムシャフトナットの締め込みを調節した。
ハンドルはかなり前からアルミ製に変わっていましたが、トップブリッジの軽量化もハンドリングには多くの影響があった。
センターナットもアルミになっている。
軽く滑らかに動くのは正しく組んだのだから当たり前だが、気になっていた部品の重量から来る切り返しの慣性は大きく軽減されている。
気を付けたのは軽すぎない事。
これが純正ステムを残した理由のひとつ。
セルフステアもワンテンポ遅れ気味に入ってきていたのが、凄く素直でニュートラルステアになった。
一番良かったのはグリース入れ換えかも知れませんが(笑)
程よく軽くなった事とグリースアップの相乗効果で、またひとつ好みに近づけたと思う。
今回、ライトステーは見送り。
アッパーカウルを付けると隠れるのでもう少しどうするかを悩んでおく。
熟考すれば、別のアイデアに出会うかもしれないしね。
とりあえず、純正ステーとライトケース、ウィンカーのセットで組み上げ。
ヘッドカバーボルトに使うゴムパッキンをナップスに注文して作業終了。
縮み塗装の自作ステムキット。
ちょっと大人っぽく高級感が漂ってきました、ハンドル周辺だけね(笑)
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材料や工具が揃ったので実作業を開始!
昔は平棒ヤスリでガリゴリと削って1週間もかけたのに(←お馬鹿さん(笑)、グラインドサンダーで1時間。
それでも平ヤスリの出番は無くなりません(笑)
サンダーで削ってガタガタになった表面を平らに出来るのはコイツだけ。
以前の物はポリッシュした鏡面の輝きがウリだった為、平らになりかけると棒ヤスリで入る深い傷を嫌って ペーパーヤスリで少しずつ削っていく事で時間がかかった。
当時は、何の技術も知識も道具も無かったから仕方がない。
しかし、今回は金属のパテ接着や仕上げが縮み塗装を予定しているので、食い付きが良くなる下付け処理として棒ヤスリの跡が残っても大丈夫という事で作業がとても楽。
電動リューターにゴム砥石をつけて淵の反りかえった曲線を磨く。
先日買ってきた内装用ボルトを合わせてみる。
この平らさが良くあっている。
短いかな?と思っていたが、思っていたより長く、5mmカットくらいで純正ボルトと同じ長さに出来そうだから期待が高まる。
画像では、ボルトに入るゴムシールやそれを押さえるワッシャー、ヘッドカバーのパッキンが付いていない。
それらを挟み込むと、画像よりボルトが約7mmほど浮く。
差し引くと12mmくらいになるかも知れない。
作業終盤に純正ボルトと比べて正確な数値で加工する予定。
東急ハンズ池袋店の4Fで、8mmアルミ板とメタルパテを購入。
オススメして貰ったデブコンも売っていたが用途に合う物が店頭品に無かった。
比較検討して購入しようと考えていたが、メタルパテと言ったところで店員さんには馴染みのない商品だったようで、店内のどこにあるか覚えていなくて知っている店員はいないかと呼ばれてはフロアのあちこちから集まってきた(笑)
最初はやっぱり店頭販売には置いてなく、注文するしかないかと思われたが、他に探していた工具を見ていると売り場のチーフらしい年輩の方がわざわざ、私を探しに来てくれて案内してくれた。
流石だよ東急ハンズ池袋店。
ライちゃんもオススメ?
ブレニー技研 ジーナスGM-8300
44g入り。
強力で安定した接着力とヒートサイクルに強い、アルミナエポキシ樹脂メタルパテ。
エンジンブロックにも最適。
耐熱限界は200度超。
(まだ使っていないので受け売り(笑)と説明にある。
精密調合用のトレイとヘラもセットになっていて説明書も見やすく親切。
初めて使う方でも安心。
デブコンなら耐熱がギリギリでも、コイツなら真夏のキンキンに熱いエンジンでも余裕のはず。
飾りボルトも形状違いで候補が3つ上がっているが、お試しでひとつを必要本数分を買った。
東急ハンズに売っていたのはSus皿型4mmボルト。
4mmボルトというと細い印象かもしれないが、ボルトの頭である皿ね直径は6~7mmくらいあるから、これが見た目のバランスで付けられる最大サイズだと思う。
フラットに埋め込まない、キャップボルトならボルト径は5mmになるかもしれない。
まずはボルト径の細い更から試す予定。
見た目があまり、パッとしないようならボルトの頭が出る形にする事になる。
フィンの削りは終了したので、次回の作業はヘッドカバーの塗装剥離と8mmアルミ板のくり貫き。
友人宅のガレージ猫、ライちゃんにはズワイ蟹入りの本まぐろ缶詰めをプレゼント♪
珍しく野良のデニーロにもゴハンを催促される。
しかも自分から近寄ってきて鳴いて催促は初めての事。
ちょっと感動した。
何年もここに通ってはいるが、やっと動物に優しい人間だと分かってもらえたのかな?
一回くらいは背中撫でさせて欲しいなデニ(笑)
昔は平棒ヤスリでガリゴリと削って1週間もかけたのに(←お馬鹿さん(笑)、グラインドサンダーで1時間。
それでも平ヤスリの出番は無くなりません(笑)
サンダーで削ってガタガタになった表面を平らに出来るのはコイツだけ。
以前の物はポリッシュした鏡面の輝きがウリだった為、平らになりかけると棒ヤスリで入る深い傷を嫌って ペーパーヤスリで少しずつ削っていく事で時間がかかった。
当時は、何の技術も知識も道具も無かったから仕方がない。
しかし、今回は金属のパテ接着や仕上げが縮み塗装を予定しているので、食い付きが良くなる下付け処理として棒ヤスリの跡が残っても大丈夫という事で作業がとても楽。
電動リューターにゴム砥石をつけて淵の反りかえった曲線を磨く。
先日買ってきた内装用ボルトを合わせてみる。
この平らさが良くあっている。
短いかな?と思っていたが、思っていたより長く、5mmカットくらいで純正ボルトと同じ長さに出来そうだから期待が高まる。
画像では、ボルトに入るゴムシールやそれを押さえるワッシャー、ヘッドカバーのパッキンが付いていない。
それらを挟み込むと、画像よりボルトが約7mmほど浮く。
差し引くと12mmくらいになるかも知れない。
作業終盤に純正ボルトと比べて正確な数値で加工する予定。
東急ハンズ池袋店の4Fで、8mmアルミ板とメタルパテを購入。
オススメして貰ったデブコンも売っていたが用途に合う物が店頭品に無かった。
比較検討して購入しようと考えていたが、メタルパテと言ったところで店員さんには馴染みのない商品だったようで、店内のどこにあるか覚えていなくて知っている店員はいないかと呼ばれてはフロアのあちこちから集まってきた(笑)
最初はやっぱり店頭販売には置いてなく、注文するしかないかと思われたが、他に探していた工具を見ていると売り場のチーフらしい年輩の方がわざわざ、私を探しに来てくれて案内してくれた。
流石だよ東急ハンズ池袋店。
ライちゃんもオススメ?
ブレニー技研 ジーナスGM-8300
44g入り。
強力で安定した接着力とヒートサイクルに強い、アルミナエポキシ樹脂メタルパテ。
エンジンブロックにも最適。
耐熱限界は200度超。
(まだ使っていないので受け売り(笑)と説明にある。
精密調合用のトレイとヘラもセットになっていて説明書も見やすく親切。
初めて使う方でも安心。
デブコンなら耐熱がギリギリでも、コイツなら真夏のキンキンに熱いエンジンでも余裕のはず。
飾りボルトも形状違いで候補が3つ上がっているが、お試しでひとつを必要本数分を買った。
東急ハンズに売っていたのはSus皿型4mmボルト。
4mmボルトというと細い印象かもしれないが、ボルトの頭である皿ね直径は6~7mmくらいあるから、これが見た目のバランスで付けられる最大サイズだと思う。
フラットに埋め込まない、キャップボルトならボルト径は5mmになるかもしれない。
まずはボルト径の細い更から試す予定。
見た目があまり、パッとしないようならボルトの頭が出る形にする事になる。
フィンの削りは終了したので、次回の作業はヘッドカバーの塗装剥離と8mmアルミ板のくり貫き。
友人宅のガレージ猫、ライちゃんにはズワイ蟹入りの本まぐろ缶詰めをプレゼント♪
珍しく野良のデニーロにもゴハンを催促される。
しかも自分から近寄ってきて鳴いて催促は初めての事。
ちょっと感動した。
何年もここに通ってはいるが、やっと動物に優しい人間だと分かってもらえたのかな?
一回くらいは背中撫でさせて欲しいなデニ(笑)
ヘッドカバーの改造は予定した工程のあいだに溶接を考えていたので、溶接に詳しい方に会いに行きました。
溶接技術とその仕上がりにおいて相当な拘りに魅せられた方の元へ。
正直なところ最初から恥をかくつもりで行ったから、少し勇気がいった。
考えている工程を理解して貰い、足りない部分に補足を入れて貰った。
一番の問題はヘッドカバーが鋳物である点。
その点は想像とおり、突っ込まれてしまった(笑)
一応は、含まれる炭素量と弊害やスの問題、溶接温度や膨張率の違い、クラックなど表層的に理論上の事は勉強しているが、それでも出来るには出来ると言うものの難しさの中に私の知らない深さ(理論じゃなく)があるようだ。
小さなさじ加減が完成した姿を左右する事を知り、手間やコストを理論的に考える二人だから結論はすぐに出た。
彼からプロの視点でアドバイスを貰ったからだ。
普段から仕事にしている彼の頭の中には、私がしばらく使う事もなく存在を忘れかけていたメタルパテがあった。
アドバイスされた瞬間に理解した(笑)
そして、『これなら作れるでしょ?』と彼は笑った。
私の出来るなら全て自分で作りたい本質を見抜かれていた。
『調べられるだろうし、やってみる事が大事』
あれをやりたい、こうしたいと言う人は多い。
でも、実際にやる人は少ない、彼はそれを知っている。
そして、また私もそう見られていると思った。
耐震強度テスト中のオイルクーラーシュラウドや現在未装着のステム画像を見て貰った。
作製の動機や形状の好みなどもあって多くは語らないビジネススタンスを崩さなかったが、物作りにかける精度や情熱については感じてもらえる部分があったようだ。
別れ際、彼がもうひとつだけ付け加えるように二度繰り返して言った。
『出来上がったらそれを見せに来て下さい』
これにも感じる部分があった。
触っていないから報酬は貰えないし貰わない。
しかし、プロに相談しアドバイスを貰った以上はその対価を私が払わなければいけない。
彼が欲したのは、何を使い、どう作り、何が出来たのかという目に見えないノウハウだ。
完成品を見れば、何が出来るか、さらには応用流用までを想像するに違いない。
それは整備や物作りにおける力の源泉になる。
その未知に対して得たノウハウを共有する事が彼の求めた対価だと言える。
完成した暁には必ず見て貰いに来ますと約束して店を出た。
彼と本当の意味で仲良くなれるのは報告の約束を果たした時になるだろう。
きっと彼は報告を楽しみにしてくれているはずだ。
帰宅して メタルパテを知っているならネットですぐに分かるよという事だから、さっそく調査。
ああ、これか。
DEVCON (デブコン)、どうやらDEVCON Fあたりが耐熱性能でヘッドカバーには向いてそうだと分かったが、小売りサイズが500gというのはちょっと困る(笑)
他メーカーならメタルパテも買った事があるから値段は想像がつく。
第一、こんな業務用サイズは使いきれないし、買えないよ(T-T)
ページにもっと小売りが無いか見たが見つからない。
値段もちょっと分からなかった。
他メーカーで用途にあったメタルパテを探してみるとこんなのあった。
『ブレニー技研 ジーナスGM-8300 高性能 耐熱・耐油エポキシアルミパテ』
88gで5000円以下。
他には44g、250g、800gもある。
250gでも諭吉1人くらいというのは手が出しやすい。
耐熱性能もDEVCON Fより100度以上高く200度を超える。
冷えて熱せられるヒートサイクルにも強いとある。
無論かなりのオーバースペックだが、ネットページの説明も明解で親切さを感じる。
混ぜる分量の精度を求めるのはどのメーカーでも変わりがないが、正確な少計量用プレートを売っているのも個人購入では高いポイント。
このプレートを使用しての主剤量が一回11gという事で、8回分と分かりやすいのも良い。
さっそく明日、電話だなココ。
昨日は別の用事で池袋の東急ハンズに寄ったついでに建材ネジコーナーへ。
ヘッドカバーボルトに採用予定。
しかし、実は純正カバーボルトの頭下を計らずに買ってきた(笑)
これが売り場にあった最長サイズ、長さが足りる事を願うばかり。
材質は鉄、建築内装用なので黒茶色のメッキの性能やら、耐熱やら未知数だがとりあえず形にこだわってのチョイス。
形だけで見ればホンダっぽい(笑)
本来は内装什器(家具とか)に使うボルトだから、なるべく飛び出ない意匠であったのが目に止まった。
これくらい平らだと目立たない上に、周りに配置した飾りボルトがコントラスト差で目を奪い、視覚的な錯覚を演出できると思う。
買わずに見てきたのが、同じく東急ハンズにあった8mmアルミ板(5052材)の200×300mm、3800円。
サイズはかなり余裕。
もっと細い棒に近い8mm厚何本かを張り付けてもいけるかも知れないが、パテで接合した部分にボルト穴やネジ山加工は避けたいので枠状にくり貫く予定。
パテもアルミ材も余るから何かに使えます。
溶接技術とその仕上がりにおいて相当な拘りに魅せられた方の元へ。
正直なところ最初から恥をかくつもりで行ったから、少し勇気がいった。
考えている工程を理解して貰い、足りない部分に補足を入れて貰った。
一番の問題はヘッドカバーが鋳物である点。
その点は想像とおり、突っ込まれてしまった(笑)
一応は、含まれる炭素量と弊害やスの問題、溶接温度や膨張率の違い、クラックなど表層的に理論上の事は勉強しているが、それでも出来るには出来ると言うものの難しさの中に私の知らない深さ(理論じゃなく)があるようだ。
小さなさじ加減が完成した姿を左右する事を知り、手間やコストを理論的に考える二人だから結論はすぐに出た。
彼からプロの視点でアドバイスを貰ったからだ。
普段から仕事にしている彼の頭の中には、私がしばらく使う事もなく存在を忘れかけていたメタルパテがあった。
アドバイスされた瞬間に理解した(笑)
そして、『これなら作れるでしょ?』と彼は笑った。
私の出来るなら全て自分で作りたい本質を見抜かれていた。
『調べられるだろうし、やってみる事が大事』
あれをやりたい、こうしたいと言う人は多い。
でも、実際にやる人は少ない、彼はそれを知っている。
そして、また私もそう見られていると思った。
耐震強度テスト中のオイルクーラーシュラウドや現在未装着のステム画像を見て貰った。
作製の動機や形状の好みなどもあって多くは語らないビジネススタンスを崩さなかったが、物作りにかける精度や情熱については感じてもらえる部分があったようだ。
別れ際、彼がもうひとつだけ付け加えるように二度繰り返して言った。
『出来上がったらそれを見せに来て下さい』
これにも感じる部分があった。
触っていないから報酬は貰えないし貰わない。
しかし、プロに相談しアドバイスを貰った以上はその対価を私が払わなければいけない。
彼が欲したのは、何を使い、どう作り、何が出来たのかという目に見えないノウハウだ。
完成品を見れば、何が出来るか、さらには応用流用までを想像するに違いない。
それは整備や物作りにおける力の源泉になる。
その未知に対して得たノウハウを共有する事が彼の求めた対価だと言える。
完成した暁には必ず見て貰いに来ますと約束して店を出た。
彼と本当の意味で仲良くなれるのは報告の約束を果たした時になるだろう。
きっと彼は報告を楽しみにしてくれているはずだ。
帰宅して メタルパテを知っているならネットですぐに分かるよという事だから、さっそく調査。
ああ、これか。
DEVCON (デブコン)、どうやらDEVCON Fあたりが耐熱性能でヘッドカバーには向いてそうだと分かったが、小売りサイズが500gというのはちょっと困る(笑)
他メーカーならメタルパテも買った事があるから値段は想像がつく。
第一、こんな業務用サイズは使いきれないし、買えないよ(T-T)
ページにもっと小売りが無いか見たが見つからない。
値段もちょっと分からなかった。
他メーカーで用途にあったメタルパテを探してみるとこんなのあった。
『ブレニー技研 ジーナスGM-8300 高性能 耐熱・耐油エポキシアルミパテ』
88gで5000円以下。
他には44g、250g、800gもある。
250gでも諭吉1人くらいというのは手が出しやすい。
耐熱性能もDEVCON Fより100度以上高く200度を超える。
冷えて熱せられるヒートサイクルにも強いとある。
無論かなりのオーバースペックだが、ネットページの説明も明解で親切さを感じる。
混ぜる分量の精度を求めるのはどのメーカーでも変わりがないが、正確な少計量用プレートを売っているのも個人購入では高いポイント。
このプレートを使用しての主剤量が一回11gという事で、8回分と分かりやすいのも良い。
さっそく明日、電話だなココ。
昨日は別の用事で池袋の東急ハンズに寄ったついでに建材ネジコーナーへ。
ヘッドカバーボルトに採用予定。
しかし、実は純正カバーボルトの頭下を計らずに買ってきた(笑)
これが売り場にあった最長サイズ、長さが足りる事を願うばかり。
材質は鉄、建築内装用なので黒茶色のメッキの性能やら、耐熱やら未知数だがとりあえず形にこだわってのチョイス。
形だけで見ればホンダっぽい(笑)
本来は内装什器(家具とか)に使うボルトだから、なるべく飛び出ない意匠であったのが目に止まった。
これくらい平らだと目立たない上に、周りに配置した飾りボルトがコントラスト差で目を奪い、視覚的な錯覚を演出できると思う。
買わずに見てきたのが、同じく東急ハンズにあった8mmアルミ板(5052材)の200×300mm、3800円。
サイズはかなり余裕。
もっと細い棒に近い8mm厚何本かを張り付けてもいけるかも知れないが、パテで接合した部分にボルト穴やネジ山加工は避けたいので枠状にくり貫く予定。
パテもアルミ材も余るから何かに使えます。
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