4miniエイプのDIYカスタムと5匹の愛猫ブログ 『いらん物を作るライダー』猫まみれの日々。
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最近の蘇我エイプオフ会で知り合いになった方が困っていた。
聞いてみるとエンジンがかからないとか。
流石にただ、エンジンがかからないでは原因が分かる訳もない(笑)
電話で詳しく聞いてみるが、やっぱり実物エンジンを見てみないと難しい様子。
で、急遽…行く(え
工具も持参して30分程で腰上をバラバラに。
で、診断。
各パーツを見ていく。
うーん、シリンダーそんなに酷くはない。
ピストン、まー普通。
原因になるかと言えば、そんな感じはない。
バラす前にそっと手押したキック動作では圧縮が無かった。
あれしか無いか…。
あー、バルブがお辞儀してます。
こりゃ、補修レベルじゃない。
とりあえず、エンジン内部に湿気が回ってサビたら困るので、ピストンリングを外してシリンダーとヘッドを元に戻し、エンジンもフレームにさっさと乗っけてその日は終了。
手っ取り早く直すには別のヘッドが必要。
先日、マイエイプから外したアレを使うか。
マニホールドは外してお預かり。
ヘッドは外したままで何もしていないから帰ってクリーニングしなきゃ。
ポートも預かった物に合わせないといけなかった。
さあ、これを綺麗にして点検して持っていってあげよう。
燃焼室とバルブ、ポート内をクリーニング。
シート当たりを見て機密テスト。
自分用のヘッドに外していたバルブスプリングを装着。
…とあれ? コッターがワンセットないぞ?!(笑)
まあ、いいや。
現地で組も。
オーナーの都合で夜に現地、しかも道路の側道というシチュエーション(笑)
天気が怪しかったけど、診断に行った翌日、つまり二夜連続で猛烈に修理!!
シリンダーを組み始めるとポツポツと!
超高速でヘッドカバーを乗せる所まで持っていく。
トルクレンチも持参でちゃっちゃと組み上げ。
クランキングして点検、問題なければオーナーにキックさせる。
この復活の儀式だけはオーナーにプレゼント。
その翌々日。
調布エイプオフでも一緒になった葦笛さん宅へ。
ちょうど1ヶ月前にオフ直前に訪れてハイカム装着のお手伝いをした。
その後、東八ナップスに行った時に色々と4mini パーツについて聞かれてお答えしたのですが、高価なキャブレターを買ったとか。
まだ4mini歴がたった数ヶ月と浅い為、買ったはいいけど、活かせるかが難しい。
お届け部品もあったのでちょいサポートしに遊びに行く。
先月の時。
オフ会の時。
お届け品①
エイプ50スイングアーム用チェーン引き。
マイエイプは100スイングアームなので使う事も無い。
オフ会の時に、チェーン引きの片側が折れていたのを発見!
もう、チェーンもスプロケット前後も終わっているから急がないだろうけど、オフ会で刺激があったらしく美化に走っているのが好印象なのでプレゼント。
お届け品②
本当はマイエイプに装着しているマフラーの調整用ストック部品なのだけど、これも色々試したら恐らく使う事は無い物。
比較としてキャブレターの話をしたつもりではいたけど、その話しの中に希望を見ちゃったぽい(^_^;)
ちょっと責任を感じるからこれもプレゼント。
購入したキャブレターがヨシムラTM-MJN24。
リストリクターも付属してるけど、あれだけじゃセットアップは厳しいはず。
事前に一度マフラーの中間を外して中を見て貰うと何にも入ってないとか。
DF-3はただのスペーサーリングだから知らないと何も入っていないように見える。
乗せてもらった事があるのですが、低速からスカスカ。
抜け過ぎて正圧がかかってないのだから当たり前。
きっと良い仕事をするはずと確信。
作業自体はオーナーご本人。
事前にキャブレターの交換装着が済んでいたので、パーツ装着に合わせた適正化がこの日の作業。
足りない工具が上に…と席を外しているあいだに遊んでたり(笑)
チェーン引き片側交換(片側折れ)、チェーン調整(緩めたついで)、ステム調整(センターナット締め過ぎセルフステア消失)、アクセルワイヤー遊び調整(アクセルワーク阻害)、クラッチワイヤー調整(引きつり遊びゼロ)。
チョチョッとやって気持ち良く乗れる様になる所をお手伝い。
マフラーインナーディフューザー装着、一度乗せて貰う。
はっきりと低速のメリハリが出た。
やっぱり正解。
勿論、完全に合っているかは分からないけれど、付けていないより遥かに良い状態になる。
キャブ調整MJ交換はオーナー自らの作業。
葦笛さんエイプのMJ交換後にオーナー、Yamyと1回ずつ乗り、セッション。
プラグを拭いてMJ交換後にまた繰り返し乗る。
が、2人の意見が食い違う(笑)
確かに自分が乗るとスムーズなのに、葦笛さんが乗るとガックガクしている。
テスト走行に送り出す後ろ姿を見ているとかなりハッキリと手首をかえすアクセルワーク。
純正の巻きでも、そんなに動きが必要にならないのですぐにわかる。
ひとくちで言うと2stぽいアクセルワーク。
お互いのエイプを交換してYamy先行で一緒に走ってみようと提案。
後ろからYamyエイプに乗った葦笛さんがついて来る。
アクセルコントロールはミリ単位。
それでもエンジンは鋭く回転を上げていく。
あえて引き離す走りで9000回転。
後ろから見てもらいながら、Yamyエイプが純正アクセルなので、言葉で伝えるのが難しかった感覚が分かってもらえた様子。
試しにオーナー車に乗り換えるといきなり良い。
コツが掴めたようだった。
そこからは調整方向がハッキリする。
結果、4段下のMJが正解だった。
それでもアクセルの開け過ぎは禁物のままだし、開け切らない使わない領域が残ったままかも知れないが、エンジンから聞こえてくる声はとても良い物になった。
ベースセットとは言い辛いが、夏セットとしては決まったので秋、冬への移行を感じて調整出来れば壊す事もなさそう。
季節が移行する前に、ぐんと寒い日がたまたまあった時に無理をさせると危ないくらいか。
ぶっちゃけると暇潰し的にお助けした二人が共通して手に入れたのは「機械が構造的にきちんと滑らかに動く」正しい状態を体感できた事でした。
これを機に良いと悪い状態を知る事で判断できるようになるきっかけになればいいなと思うYamyでした。
聞いてみるとエンジンがかからないとか。
流石にただ、エンジンがかからないでは原因が分かる訳もない(笑)
電話で詳しく聞いてみるが、やっぱり実物エンジンを見てみないと難しい様子。
で、急遽…行く(え
工具も持参して30分程で腰上をバラバラに。
で、診断。
各パーツを見ていく。
うーん、シリンダーそんなに酷くはない。
ピストン、まー普通。
原因になるかと言えば、そんな感じはない。
バラす前にそっと手押したキック動作では圧縮が無かった。
あれしか無いか…。
あー、バルブがお辞儀してます。
こりゃ、補修レベルじゃない。
とりあえず、エンジン内部に湿気が回ってサビたら困るので、ピストンリングを外してシリンダーとヘッドを元に戻し、エンジンもフレームにさっさと乗っけてその日は終了。
手っ取り早く直すには別のヘッドが必要。
先日、マイエイプから外したアレを使うか。
マニホールドは外してお預かり。
ヘッドは外したままで何もしていないから帰ってクリーニングしなきゃ。
ポートも預かった物に合わせないといけなかった。
さあ、これを綺麗にして点検して持っていってあげよう。
燃焼室とバルブ、ポート内をクリーニング。
シート当たりを見て機密テスト。
自分用のヘッドに外していたバルブスプリングを装着。
…とあれ? コッターがワンセットないぞ?!(笑)
まあ、いいや。
現地で組も。
オーナーの都合で夜に現地、しかも道路の側道というシチュエーション(笑)
天気が怪しかったけど、診断に行った翌日、つまり二夜連続で猛烈に修理!!
シリンダーを組み始めるとポツポツと!
超高速でヘッドカバーを乗せる所まで持っていく。
トルクレンチも持参でちゃっちゃと組み上げ。
クランキングして点検、問題なければオーナーにキックさせる。
この復活の儀式だけはオーナーにプレゼント。
その翌々日。
調布エイプオフでも一緒になった葦笛さん宅へ。
ちょうど1ヶ月前にオフ直前に訪れてハイカム装着のお手伝いをした。
その後、東八ナップスに行った時に色々と4mini パーツについて聞かれてお答えしたのですが、高価なキャブレターを買ったとか。
まだ4mini歴がたった数ヶ月と浅い為、買ったはいいけど、活かせるかが難しい。
お届け部品もあったのでちょいサポートしに遊びに行く。
先月の時。
オフ会の時。
お届け品①
エイプ50スイングアーム用チェーン引き。
マイエイプは100スイングアームなので使う事も無い。
オフ会の時に、チェーン引きの片側が折れていたのを発見!
もう、チェーンもスプロケット前後も終わっているから急がないだろうけど、オフ会で刺激があったらしく美化に走っているのが好印象なのでプレゼント。
お届け品②
本当はマイエイプに装着しているマフラーの調整用ストック部品なのだけど、これも色々試したら恐らく使う事は無い物。
比較としてキャブレターの話をしたつもりではいたけど、その話しの中に希望を見ちゃったぽい(^_^;)
ちょっと責任を感じるからこれもプレゼント。
購入したキャブレターがヨシムラTM-MJN24。
リストリクターも付属してるけど、あれだけじゃセットアップは厳しいはず。
事前に一度マフラーの中間を外して中を見て貰うと何にも入ってないとか。
DF-3はただのスペーサーリングだから知らないと何も入っていないように見える。
乗せてもらった事があるのですが、低速からスカスカ。
抜け過ぎて正圧がかかってないのだから当たり前。
きっと良い仕事をするはずと確信。
作業自体はオーナーご本人。
事前にキャブレターの交換装着が済んでいたので、パーツ装着に合わせた適正化がこの日の作業。
足りない工具が上に…と席を外しているあいだに遊んでたり(笑)
チェーン引き片側交換(片側折れ)、チェーン調整(緩めたついで)、ステム調整(センターナット締め過ぎセルフステア消失)、アクセルワイヤー遊び調整(アクセルワーク阻害)、クラッチワイヤー調整(引きつり遊びゼロ)。
チョチョッとやって気持ち良く乗れる様になる所をお手伝い。
マフラーインナーディフューザー装着、一度乗せて貰う。
はっきりと低速のメリハリが出た。
やっぱり正解。
勿論、完全に合っているかは分からないけれど、付けていないより遥かに良い状態になる。
キャブ調整MJ交換はオーナー自らの作業。
葦笛さんエイプのMJ交換後にオーナー、Yamyと1回ずつ乗り、セッション。
プラグを拭いてMJ交換後にまた繰り返し乗る。
が、2人の意見が食い違う(笑)
確かに自分が乗るとスムーズなのに、葦笛さんが乗るとガックガクしている。
テスト走行に送り出す後ろ姿を見ているとかなりハッキリと手首をかえすアクセルワーク。
純正の巻きでも、そんなに動きが必要にならないのですぐにわかる。
ひとくちで言うと2stぽいアクセルワーク。
お互いのエイプを交換してYamy先行で一緒に走ってみようと提案。
後ろからYamyエイプに乗った葦笛さんがついて来る。
アクセルコントロールはミリ単位。
それでもエンジンは鋭く回転を上げていく。
あえて引き離す走りで9000回転。
後ろから見てもらいながら、Yamyエイプが純正アクセルなので、言葉で伝えるのが難しかった感覚が分かってもらえた様子。
試しにオーナー車に乗り換えるといきなり良い。
コツが掴めたようだった。
そこからは調整方向がハッキリする。
結果、4段下のMJが正解だった。
それでもアクセルの開け過ぎは禁物のままだし、開け切らない使わない領域が残ったままかも知れないが、エンジンから聞こえてくる声はとても良い物になった。
ベースセットとは言い辛いが、夏セットとしては決まったので秋、冬への移行を感じて調整出来れば壊す事もなさそう。
季節が移行する前に、ぐんと寒い日がたまたまあった時に無理をさせると危ないくらいか。
ぶっちゃけると暇潰し的にお助けした二人が共通して手に入れたのは「機械が構造的にきちんと滑らかに動く」正しい状態を体感できた事でした。
これを機に良いと悪い状態を知る事で判断できるようになるきっかけになればいいなと思うYamyでした。
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